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「白銀号事件」(しろがねごうじけん、はくぎんごうじけん、''Silver Blaze'')は、イギリスの小説家、アーサー・コナン・ドイルによる短編小説。シャーロック・ホームズシリーズの一つで、56ある短編小説のうち13番目に発表された作品である。イギリスの「ストランド・マガジン」1892年12月号、アメリカの「ハーパーズ・ウィークリー」1893年2月25日号に発表。1893年発行の第2短編集『シャーロック・ホームズの思い出』(''The Memoirs of Sherlock Holmes'') に収録された〔ジャック・トレイシー『シャーロック・ホームズ大百科事典』日暮雅通訳、河出書房新社、2002年、166頁〕。 「白銀号事件」〔「白銀号事件」、『シャーロック・ホームズの思い出』、延原謙訳、新潮文庫、初版1953年、改訂1989年、ISBN 978-4102134016、pp.7-59〕〔「白銀号事件」、『シャーロック・ホームズ全集4 シャーロック・ホームズの思い出』、小林司・東山あかね訳、河出文庫、2014年、ISBN 978-4309466149、pp.13-65〕という訳題のほか、「銀星号事件」〔「銀星号事件」、『回想のシャーロック・ホームズ』、阿部知二訳、創元推理文庫、1960年、ISBN 978-4488101022、pp.8-46〕、「名馬シルヴァー・ブレイズ」〔「名馬シルヴァー・ブレイズ」、『シャーロック・ホウムズ まだらのひも』、林克己訳、岩波少年文庫、初版1955年、新版2000年、ISBN 978-4001145212、pp.263-317〕〔「名馬シルヴァー・ブレイズ」、『新訳シャーロック・ホームズ全集 シャーロック・ホームズの回想』、日暮雅通訳、光文社文庫、2006年、ISBN 978-4334761677、pp.9-55〕、「シルヴァー・ブレイズ号事件」〔「シルヴァー・ブレイズ号事件」、『シャーロック・ホームズの回想』、大久保康雄訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、1981年、ISBN 978-4150739027、pp.7-46〕などの訳題も用いられている。 == あらすじ == ウェセックス・カップ(ウェセックス・プレート)の本命馬である白銀号(シルヴァーブレイズ)が突然失踪する。さらに調教師のストレイカーが死体で発見され、殺人事件として捜査が進められる。 白銀号が失踪した晩、予想屋と思われる怪しい男が白銀号の厩舎にやってきた。馬丁のハンターがその男に犬をけしかけようとするが、すでに逃げ出していなくなっていた。その夜中の1時に、調教師のストレイカーが馬の様子を見にいったまま戻らず、翌朝厩舎にストレイカーの妻が行ったところ、見張り当番のハンターが薬で眠らされており、白銀号もストレイカーもいなくなっていた。ストレイカーは厩舎から4分の1マイルほど離れた茂みの中で、頭を鈍器のようなもので殴られ、腿を刃物で切られた死体で発見された。死体の右手には血の付いた外科用のメス、左手には昨晩厩舎にやってきた男がつけていたスカーフタイを持っており、警察は殺人事件の容疑者としてスカーフタイの持ち主、フィッツロイ・シンプソンを逮捕した。 シャーロック・ホームズが調査を進め、近くの窪地に馬の足跡を見つける。ワトスンとともにその足跡を追うと、馬の足跡に並んで人間の足跡が認められ、ライバル厩舎の前まで来ていた。ホームズがそこの調教師に、彼が白銀号をどうやって隠したのかを事細かに話すと、調教師は観念し、ホームズの指示通り行動すると約束する。ストレイカー殺しについても、ホームズは真犯人と、その晩何が起こったのかを推理し、レース当日に明らかにする。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「白銀号事件」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Silver Blaze 」があります。 スポンサード リンク
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