翻訳と辞書
Words near each other
・ シレムン
・ シレラ・ブラジル・リアルティ
・ シレラー (ライフゲーム)
・ シレン
・ シレンゲ目
・ シレンゲ科
・ シレンシオ
・ シレンシリーズ
・ シレン・モンスターズ ネットサル
・ シレーア
シレーナ
・ シレーヌ
・ シレーヌ (デビルマン)
・ シレーノス
・ シレーム
・ シレ川
・ シロ
・ シロ (アストゥリアス王)
・ シロ (クレヨンしんちゃん)
・ シロ (旧約聖書)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

シレーナ : ミニ英和和英辞書
シレーナ[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

シレーナ ( リダイレクト:セイレーン ) : ウィキペディア日本語版
セイレーン[ちょうおん]

セイレーン()は、ギリシア神話に登場する海の怪物である〔『図説ヨーロッパ怪物文化誌事典』108頁。〕。複数形はセイレーネス()。上半身が人間女性で、下半身はの姿とされるが後世にはの姿をしているとされた〔『図説ヨーロッパ怪物文化誌事典』111頁。〕。海の航路上の岩礁から美しい歌声で航行中の人を惑わし、遭難や難破に遭わせる。歌声に魅惑されて挙げ句セイレーンに喰い殺された船人たちの骨は、島に山をなしたという〔。
その名の語源は「紐で縛る」、「干上がる」という意味の Seirazein ではないかという説が有力である〔〔『幻想世界の住人たち』 〕。長母音記号省略表記のセイレンでも知られるが、長音記号付き表記も一般的である。
上記のギリシア語はラテン語化されてシーレーンSiren, 複数形シーレーネス Sirenes)となり、そこから、英語サイレンSiren)、フランス語シレーヌSirène)、ドイツ語ジレーネSirene)、イタリア語シレーナSirena)、ロシア語シリェーナ)といった各国語形へ派生している。英語では「妖婦」という意味にも使われている。'')といった各国語形へ派生している。英語では「妖婦」という意味にも使われている。
== 概要 ==
セイレーンは河の神アケローオス〔『世界幻想動物百科』224頁。〕とムーサメルポメネー(『ビブリオテーケー』)あるいはテルプシコラーノンノス『ディオニューソス譚』)、あるいはカリオペー(『アエネーイス』)との娘とされる。また『ビブリオテーケー』は、海の神ポルキュース〔とステロペーの娘ともする。2人、3人、あるいは5人であるとされており〔、カリュブディス付近〔のアンテモエッサ(「花の咲き乱れる」の意)島にいた。
何人姉妹で構成されるかについては諸説あり、二人の場合はヒメロペー(、「優しい声」の意)とテルクシエペイアー(、「魅惑的な声」)〔壷絵に描かれたセイレーンの名。〕、三姉妹ではレウコシアー(、「白」)・リゲイアー(、「金切り声」)・パルテノペー(、「処女の声」)、四姉妹ではテルクシオペイアー(、「魅惑の声」)・アグラオペーメー(、「美しい声」)・ペイシノエー(、「説得的」)・モルペー(、「歌」)からなるといわれる〔『ギリシア・ローマ神話事典』 〕。ガイウス・ユリウス・ヒュギーヌス『ギリシャ神話集』では、テレース()・ライドネー()・モルペー()・テルクシオペー()の四姉妹で構成されている。
元はニュムペーあるいは人間で、ペルセポネーに仕えていたが、ペルセポネーがハーデースに誘拐された後に〔ペルセポネーを探すために自ら願って鳥の翼を得た〔(『変身物語』による。ほか、ガイウス・ユリウス・ヒュギーヌス『ギリシャ神話集』では、誘拐を許したことをケレースに責められ、鳥に変えられたとされる。『オデュッセイア』エウスタティウス注では、誘拐を悲しんで恋愛をしようとしなかったためアプロディーテーの怒りを買い、鳥に変えられたとされる。)。
パウサニアス『ギリシア案内記』ではムーサと歌で競い合い、勝負に負けてムーサの冠を作るために羽をむしり取られたとされる〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「セイレーン」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Siren (mythology) 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.