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シロウリガイ : ミニ英和和英辞書
シロウリガイ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


シロウリガイ : ウィキペディア日本語版
シロウリガイ

シロウリガイ(白瓜貝、学名:''Calyptogena soyoae'')は、マルスダレガイ目オトヒメハマグリ科に属する二枚貝。深海においてプレート活動に伴いメタンなどを多く含む冷水が湧出する場に形成される、冷水湧出帯生物群集(Cold Seep Community)を構成する種のひとつである。
1955年水産庁東海区水産研究所蒼鷹丸によるトロール調査で、東京湾口から相模トラフにかけて延びる東京湾海底谷の水深750m地点から死殻が採集され、1957年に奥谷喬司によって新種として記載された。学名の ''soyoae'' は「蒼鷹丸の」の意。和名は波部忠重による。生きている個体は、1984年になって相模湾初島沖の水深1000-1130mの地点で、しんかい2000による潜航調査によって初めて確認された。現生個体群は相模湾の水深800-1200mの現在活動中の断層に沿って分布している。
日本列島周辺の冷水湧出帯や熱水噴出孔には、相模湾のシロウリガイの他に、浜名湖天竜海底谷のノチールシロウリガイ、テンリュウシロウリガイ、カイコウシロウリガイや駿河湾のスルガシロウリガイ、沖縄本島北部南奄海丘のエンセイシロウリガイ、日本海溝のナギナタシロウリガイなどが生息している。
冷水湧出帯生物群集と同様の深海の化学合成生物群集(Chemosynthetic Community)には熱水噴出孔生物群集(Hydrothermal Vent Community)や鯨骨生物群集が知られ、前者からはシロウリガイと同属のガラパゴスシロウリガイ ''Calyptogena magnifica'' が、ガラパゴス諸島近くで東太平洋海膨と直交するガラパゴス断裂帯に生息しているのが知られるが、後者からはシロウリガイ類はまだ知られていない。
== 原記載 ==
原記載論文
*
模式産地:東京湾海底谷北側斜面水深750m地点

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シロウリガイ」の詳細全文を読む




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