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シロオビアゲハ : ミニ英和和英辞書
シロオビアゲハ[びあ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ビア : [びあ]
 【名詞】 1. beer 2. (n) beer

シロオビアゲハ : ウィキペディア日本語版
シロオビアゲハ[びあ]

シロオビアゲハ(白帯揚羽、学名:)は、チョウ目アゲハチョウ科に分類されるチョウの1種。
成虫は前翅長50mm前後、開張約7 - 8cmほど。他のアゲハチョウ類に比べると小型である。和名は後翅にい斑点が列を成していて、翅を縦断する白い模様を形成することに由来する。
インドから東南アジア熱帯域に広く分布し、日本ではトカラ列島中之島以南の南西諸島に分布する。沖縄地方では普通に見られ、八重山諸島では通年、奄美群島でも2月中旬 - 11月下旬に見られる。年に5 - 6回発生する多化性である。ハイビスカスなどの赤い花によく訪花し、荒地や林、海岸などでも飛ぶ姿が見られる。
幼虫シークヮーサー(ヒラミレモン)やサルカケミカンハマセンダンなどのミカン科各種を食草とし、しばしば害虫として扱われる。幼虫はミカン科各種を食草にする他のアゲハチョウ属と同じく、1 - 4令までが鳥ののような色で、5令になると緑色になる。危険を感じると赤色の臭角を出す。
== ベニモン型について ==

シロオビアゲハの雌は遺伝的に2型がある。雄と同じく後翅に白い帯がある「通常型」(白帯型、I型とも)、そしてもう1つが、後翅に白い帯に加えて赤色の斑点がある「ベニモン型」(赤紋型、II型とも)である。ベニモン型はベニモンアゲハの生息する場所に現れるが、ベニモンアゲハの生息しないところにはベニモン型は表れない。
同じ南方系の蝶であるベニモンアゲハは、幼虫時代にウマノスズクサ科の植物を食草にして育ち、成虫になっても体の中にウマノスズクサの毒素が残留している。このためベニモンアゲハを捕食者(主に鳥類)が捕食すると中毒を起こし、胃の中のものを殆ど吐き出してしまい、以後はベニモンアゲハを捕食しようとしなくなる。
シロオビアゲハは本来無毒の生物だが、ベニモンアゲハに体色を似せることで、敵から身を守っていると考えられる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シロオビアゲハ」の詳細全文を読む




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