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シロオビヒメヒカゲ(白帯姫日陰、 ''Coenonympha hero'')は、チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科に属するチョウの一種。 == 概要 == 茶色地の翅裏に、和名となった由来の白帯が縦に通り、外縁に沿って6個の蛇の目模様が並ぶ。この蛇の目はジャノメチョウ類で一般的な金環ではなく、赤色の環である。北海道にのみ分布する蝶はこうした原色が入るものが多い。 複眼には毛が生えておらず、これは森林性ではなく草原性であることを意味する。林縁から道路沿い、河川敷などを緩やかに飛ぶ。ヒカゲの名とは裏腹に明るい時間帯に飛翔し、日が陰ると見られなくなる。 近縁種にヒメヒカゲがいる。こちらは内地にのみ生息し、斑紋はかなり異なる。またヒメヒカゲはほとんど花には来ないが、本種はよく花に集まり吸蜜する。 幼虫の食草はヒカゲスゲ・カミカワスゲなどのカヤツリグサ科植物。卵は食草あるいはその付近に独立して産みつけられる。年1化性で成虫は6月上旬~7月にかけて発生。越冬態は4齢幼虫。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シロオビヒメヒカゲ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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