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シロガヤは、浅い海に見られるヒドロ虫の一つ。 == 特徴 == シロガヤ ''Aglaophenia whiteleggei'' Bale は、刺胞動物門ヒドロ虫綱軟クラゲ目ハネガヤ科に属する動物で、小さな樹木のような群体を作る。名前は白榧のことで、主軸や側枝は黒っぽいが一面に出る小枝が白く見えること、群体の枝振りが榧に似ることによる。 ヒドロ根は岩の上を這い、やや間をおいて多数の直立する群体を生じる。個々の群体は樹枝状で、高さ7-20cm、その軸は黒い。この主軸からは少数の枝がまばらな方向に出て、さらにその上に小枝が多数出る。それらの枝は特に先のものほど短い、といった傾向はなく、広葉樹の枝振りを思わせる。 小枝は分枝の節ごとに一本ずつ互生して生じ、単一の平面に並ぶ。色は白くてその片面に一列をなして密にヒドロ莢が並ぶ。ヒドロ莢は透明なコップ型で、斜め上に口を開き、その縁に一個の大きい歯(のような突出部)が突出し、その両側には小さな歯が一対出る。また、背面には棘状の突起(中央刺莢)が伸びる。その内部は仕切がない(一室)。 有性生殖部は枝の中程に一つ作られ、変形した小枝によって抱えられたような形になっている(コルビュラ)。それを構成する小枝の基部にはしっかりした莢がない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シロガヤ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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