翻訳と辞書
Words near each other
・ シンクロニシティーン
・ シンクロニゼーション
・ シンクロニティ
・ シンクロノシティ
・ シンクロマニカ
・ シンクロメッシュ
・ シンクロン
・ シンクロ打法
・ シンクロ接点
・ シンクロ納入
シンクロ電機
・ シンクヴァトラヴァトン
・ シンクヴァトラヴァトン湖
・ シンクヴェトリル
・ シンクヴェトリル国立公園
・ シンク・アンド・フィール
・ シンク・オア・スウィム EP
・ シンク・タンク
・ シンク・トワイス
・ シンク・フォー・ユアセルフ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

シンクロ電機 : ミニ英和和英辞書
シンクロ電機[しんくろでんき]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

電機 : [でんき]
 【名詞】 1. electrical machinery 2. appliances 
: [き, はた]
 (n) loom

シンクロ電機 : ウィキペディア日本語版
シンクロ電機[しんくろでんき]

シンクロ電機あるいはシンクロ()は回転式変圧器の一種で、アンテナの土台など、回転機械の回転角度を測定するのに使われる。物理的構造は電動機に近い。変圧器の一次コイルは回転子に固定されていて、そこに交流電流を流すと、電磁誘導によって3つの放射状に配置された二次コイルに電流が生じる。二次コイルは互いに120度ずつ離れた位置に配置され、固定子になっている。二次電流の相対的大小を測定することで固定子に対する回転子の角度がわかり、二次電流をそのまま別のシンクロに供給するとそちら側の回転子の角度を同期させることができる。後者の場合、二つのシンクロで構成される装置全体をセルシン(''selsyn'' - ''self'' と ''synchronizing'' のかばん語)と呼ぶ。
== 利用 ==

シンクロシステムが最初に使われたのは1900年代初期のパナマ運河の制御システムであり、閘門とバルブの軸の位置と水位の測定値を制御デスクまで送信するのに使われた。
第二次世界大戦中の射撃管制装置はシンクロを多用しており、機銃などの向きの測定値を管制装置に送信し、逆に管制装置から機銃などの向きを制御するのにも使われていた。当初は指示ダイヤルを動作させるだけだったが、が発明され、電動機駆動の高出力水圧サーボ機構も登場し、射撃慣性装置が重い銃の位置を直接制御できるようになった〔 "Naval Ordnance and Gunnery, Volume 1", 1957, U.S. Navy Manual, Chapter 10. 〕。
堅牢性と信頼性が高いため、小型のシンクロは航空機などで回転軸に沿って位置を変化させる部分の状態を示す計器の表示に今も使われている。他の多くの用途では、などのデジタル装置がシンクロにかわってよく使われるようになっている。
セルシンは、映画カメラ録音機材の同期に広く使われていたが、水晶振動子マイクロエレクトロニクスの発展によって今では使われなくなっている。
大型のシンクロは、軍艦で艦橋の操舵輪の動きに舵の動きを同期させるのに使われていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シンクロ電機」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.