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シンコロブエ鉱山(シンコロブエこうざん)とは、かつてコンゴ民主共和国カタンガ州に存在したウランの鉱山。2004年、ウランの盗掘がきっかけに国際的な注目を浴びた。 == 鉱山の概要 == シンコロブエ鉱山はユニオン・ミニエール社によって開発され、1960年代までは世界有数のウラン鉱山だった。マンハッタン計画時にはここで採掘されたウランがアメリカ合衆国へと提供され、原子爆弾が製造された。 鉱山におけるウランの採掘は1960年代に終了、長らく閉山していたが、1990年代にコバルト鉱石の採掘を政府が許可したことから、地元の中小業者が採掘を行っていた。やがてコバルト鉱石から、微量のウランが採取されることが知れ渡り、採掘の目的がコバルト本体ではなくウランの盗掘へ変化していった。 2004年3月、コンゴ政府が首都のキンシャサ市内で100kgにも達する大量のイエローケーキ(ウラン鉱石を粗精錬したウラン精鉱)を押収した。2004年7月、シンコロブエ鉱山にて落盤事故が発生。8名の死傷者を出したことがきっかけで、同鉱山にてウランが採掘されていたことが露呈する。コンゴ政府は立ち入り禁止を決定〔UNEPコンゴ・ウラン鉱山事故後の環境影響調査を実施(EICネット)2011年1月8日閲覧 〕〔UN Assesses Uranium Mine in Democratic Republic of Congo(UNEPプレスリリース)2011年1月8日閲覧 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シンコロブエ鉱山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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