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ブロック(''Brokkr''、ブロックルとも)とエイトリ(''Eitri''、シンドリ ''Sindri'' とも)は、北欧神話に登場するドヴェルグの兄弟である。 『スノッリのエッダ』の『詩語法』〔『「詩語法」訳注』41-43頁。〕によると、ロキはイーヴァルディの息子たちにシヴの鬘、スキーズブラズニル、グングニルを作らせた後、ブロックとエイトリの兄弟と「これらに優る宝を創れるかどうか」の賭けをし、もし作れたのなら自分の頭をやると約束した。 兄弟は鍛造を始め、終わりにさしかかるとエイトリはブロックに「何があってもふいごを動かす手を休めるな」と言いつけて出て行った。一匹のハエ(ロキが変身したともいわれる)がブロックの邪魔をしたが、彼は手を休めずふいごを動かし、グリンブルスティ、ドラウプニルと順に完成させていった。最後にミョルニルを創る際、ついにブロックはハエの邪魔に耐えきれずに手を休めてしまい、そのためにミョルニルの柄は短くなってしまったという。 ブロックはロキと共に宝物を神々の前に持っていき、どちらが優れているかを判定させた。結果はミョルニルを創りあげた兄弟の勝ちであった。ブロックはロキに頭を請求したが、ロキは「頭はやると言ったが、首をやるとは言っていない」と言って逃れようとしたため、兄弟はロキの口を錐と糸で縫い合わせてしまったという。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブロックとエイトリ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sindri (mythology) 」があります。 スポンサード リンク
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