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シンド語 : ウィキペディア日本語版
シンド語[しんどご]

シンド語(シンドご、、、)は、パキスタンシンド州の公用語。シンディー語スィンディー語とも呼ばれる。パキスタンに1850万人、インドに280万人の話者がいる。インド国内での話者数はそれほど多くないが、1967年にインド憲法第8付則に定められた指定言語に加えられた。パキスタンのシンド語話者のほとんどはシンド州にすんでいる。1947年にインドとパキスタンが英領植民地から分離独立した際にシンド州はパキスタン側に属する事となり、この土地に住む人々の一部(多くがヒンドゥー教徒)がインドをはじめとする外国に移住したため、世界各地にシンド語話者のコミュニティーが点在している。
パキスタンの南東部シンド州には、シンド語を母語として話すものが多く、初等学校では必修科目として教えられている。シンド語の語彙は非常に豊富なため多くの作家がこの言語を用い、シンド語の文学が多く残っている。
== 特徴 ==
インド・アーリア語派の言語であるが、周囲を別のインド・アーリヤ語族の言語や、ドラヴィダ語族ブラーフイー語イラン語派バローチー語パシュトー語などに囲まれており、歴史的にもさまざまな民族の支配を受けてきたため、さまざまな言語の影響を受けている。とくにペルシア語アラビア語英語ウルドゥー語などの影響が強い。
音声や文法はほかのインド・アーリア語派の言語と共通する点も大きいが、入破音の存在など、独自の点もある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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