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シンフォニックゲームミュージックコンサート : ミニ英和和英辞書
シンフォニックゲームミュージックコンサート[みゅーじっく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ミュージック : [みゅーじっく]
 【名詞】 1. music 2. (n) music

シンフォニックゲームミュージックコンサート : ウィキペディア日本語版
シンフォニックゲームミュージックコンサート[みゅーじっく]

シンフォニックゲームミュージックコンサート(Symphonic Game Music Concerts)は2003年から毎年ドイツで行われているゲーム音楽のコンサートシリーズである。日本外で初めて行われたゲーム音楽コンサートとして知名度が高まり、もっとも長く続いてるゲーム音楽コンサートのシリーズである〔 〕。 トーマス・ベッカーをプロデューサーに、アンディ・ブリック(2003年〜2007年)、アルニー・ロート(2008年と2009年)とニクラス・ウィッレン(2010年から)の指揮で様々な交響管弦楽団が参加してきた〔。
『GC in Concert』(ゲームコンベンション・イン・コンサート)はライプツィヒで行われたゲーム博覧会の開始イベントとして2003年から2007年にゲヴァントハウスを会場に行われた。2008年に主催者によりキャンセルとなるも、西ドイツ放送協会 (WDR)の協力のもと、新たなゲームミュージックコンサートとしてケルンフィルハーモニー管弦楽団による同フィルハーモーニックホールで行われることとなった。
==歴史==
トーマス・ベッカーは1999年よりゲーム業界で様々なサウンドトラックのプロデューサー、ディレクター、そしてアドバイザーとして活躍してきた。メレグノン社のゲームコンピレーション三部作の製作総指揮、プロジェクトの指導者としての役割が、彼に世界中の指揮者管弦楽団作曲家との出会いをもたらすこととなる〔。
日本のゲームコンサート、特に1990年代の『オーケストラによるゲーム音楽コンサート』に感銘を受け、日本外で最初の同様のイベントのコンセプトを打ち立てた。より多くの観客に最大限にアピールするためコンサートは、既に確立されていたゲーム業界関連のイベントと同時に行うよう予定された〔。 ベッカーが2002年にそのアイデアをライプツィヒメッセのスタッフに持ちかけ、シンフォニックゲームミュージックコンサートは、ヨーロッパー初のゲーム博覧会『GC - Game Convention』(ゲームコンベンション)にて行われる事になった〔。
ライプツィヒメッセが出資し、ベッカーは作曲家に声を掛けたり、それぞれの会社から作品演奏の権利を得、コンサートのプログラムの作成など、イベントのプランを担った〔。ベッカーは、演奏される曲のレパートリーに関してはヨーロッパのゲームに限定するのではなく、その時のアジアやアメリカの大ヒット作のタイトル曲も入れ、様々や音楽スタイルを演奏することにした〔。
初のシンフォニックゲームミュージックコンサートの演奏曲の大部分は既にオーケストラ用にアレンジされた曲だったため〔、2003年の4月に始まったイベントの準備期間は4ヶ月間と短期間で完了した〔。
コンサート初回の観客の意見を元に、定番のゲーム曲がより多く追加された。ベッカーはコンサートの企画をそれぞれ約1年間設け〔 、次々に新しく実験的な内容を加えて行った。ゲームサウンドトラックをただ単にオーケストラによって演奏する、ということではなく、作曲家が新たに解釈するというアプローチになった〔。ベッカーと彼のチームが先駆けたこれらの働きかけは、日本外のゲーム音楽コンサートへのゲーム会社からの多大な協力を得、イベントの数は増加していった〔。シンフォニックゲームミュージックコンサートのシリーズは、以来世界的な大きなプレミアで知名度を高め、シリーズ内に生まれた演奏は 『Press Start -Symphony of Games-』、 『PLAY! A Video Game Symphony』 と 『Distant Worlds: Music from Final Fantasy』というイベントで再演奏され、ベッカーは2005年から2007年まで関わった〔。2007年以降、ベッカーは『Distant Worlds』のアドバイザーとしても活動している。
シンフォニックゲームミュージックコンサートは、クラシックのコンサートに近い体験を目指し、ゲームの映像や舞台照明も使用せず、音楽自体とその演奏のクオリティを大事にするシリーズだ。『オーケストラによるゲーム音楽コンサート』からインスピレーションされたCG・イン・コンサートは、内二曲をアレンジしたものを演奏し〔 、『オーケストラによるゲーム音楽コンサート』のCDジャッケットに使用されたものと同様に、デザイナーの鈴木ちさがデザインした音楽家の人形を使用した。
多くの有名なゲーム音楽の作曲家たちがイベントや、そのサイン会に参加したことに加えて〔、 浜口史郎山根ミチル古代祐三光吉猛修が編曲や、演奏担当として参加したりもした〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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