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「シーズ・リーヴィング・ホーム」 (''She's Leaving Home'') は、ビートルズの楽曲である。 == 解説 == 本作は1967年に発表されたアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』に収録されたオーケストラを迎えたクラシカルな楽曲である。実質的にはポール・マッカートニーの作品であるが、ジョン・レノンがコーラスなどを手伝ったとされる〔 Miles著 Many Years From Now P420〕。この曲のタイトルおよび歌詞は、ポールが家出した少女について書かれた『デイリー・ミラー』の記事から取ったが、実際に少女が家出したのは歌詞に出てくる「水曜日の朝5時」ではなく、両親が不在だった午後である。 アルバムの中で、この曲だけはジョージ・マーティンではなく、フリーのアレンジャー、マイク・リアンダーがオーケストレーションを担当している(マーティンがたまたま別の仕事で不在で、ポールが曲の仕上げを急いでいたため)〔『メイキング・オブ・サージェント・ペパー』ジョージ・マーティン著、水木まり訳、キネマ旬報社、1996年、198-203ページ〕。マーティンはこのことに傷ついたが、結局リアンダーのスコアには少し手を加えただけでほとんどそのままにした。なお、ビートルズのメンバーは演奏には参加せず、セッション・ミュージシャンのストリングスとハープ、ポールのリード・ボーカルとジョンのコーラスのみとなっている。ジョージ・ハリスンとリンゴ・スターは参加していない。 この曲のサビ「彼女は」「出て行く」「家を」の合間に歌われる部分はジョン・レノンがコーラスを担当しているが、これも上記の新聞に書かれていた言葉であるとポールが自伝『Many years from now』で語っている。 『サージェント・ペパーズ』発表前に訪米したポールが、アルバム『スマイル』を録音中のビーチ・ボーイズをスタジオに見舞った折に、この曲をピアノで弾き語りしてみせた。帰りの際にポールはブライアン・ウィルソンに「『サージェント・ペパー』はもうすぐ完成する。だから『スマイル』の完成も急いだ方がいい」と述べたと言われている(結局完成することはなかった)。1988年にビリー・ブラッグのカバー・ヴァージョンがシングル・リリースされ、全英第1位を獲得している。 ポールの2002年のツアーで、初めて演奏された。 モノラル盤はテープの回転数が上がっており、キーとテンポが上がっている。ステレオ盤は3分35秒に対し、モノラル盤は3分25秒となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シーズ・リーヴィング・ホーム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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