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シーハリアー : ミニ英和和英辞書
シーハリアー[はりあー]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ハリアー : [はりあー]
 (n) Harrier, (n) Harrier

シーハリアー ( リダイレクト:BAe シーハリアー ) : ウィキペディア日本語版
BAe シーハリアー[はりあー]

BAe シーハリアー()は、世界初のSTOVL攻撃機ハリアーをベースにしたSTOVL艦上機。開発国のイギリスでは2006年に全機が退役したため、インドのみが唯一運用している。


== 開発経緯 ==

=== ハリアーの艦載機化 ===

世界初の実用STOVL攻撃機であったハリアーは、航続距離や兵装搭載量で通常型の実用機に劣る点が多かったものの、一定の評価を獲得しており、イギリス海軍もハリアーの性能に興味を示していたことから、1969年に独自に艦載機型の研究に着手した。また、ホーカー・シドレー社でも1971年から、ハリアー GR.3をベースに最小限の改修でイギリス海軍の戦闘/攻撃/偵察機要求に見合う機体についての研究を始めていた。
その研究の中でハリアー GR.1を実際に艦船に乗せての運用試験も行っており、このテストでハリアーは満足のいく成果を収め、1972年11月にはイギリス海軍がホーカー・シドレー社に正式に研究契約を与え、マリタイム・ハリアーとして本格的に研究を進めることとなった。なお、マリタイム・ハリアーは、開発契約が与えられるとシーハリアーへ名称変更されている。
当時イギリス海軍では正規空母の退役が決まっており、海軍の航空戦力を維持するか否かが問題であった。シーハリアーの調達は1973年から始まると見られていたが、イギリス政府の財政危機とそれに伴う政権交代があったため承認は遅れ、さらには計画自体がキャンセルされるとの見方が強まっていた。議論を重ねた結果、1975年5月15日にシーハリアーを導入し、海軍航空戦力の維持が決定された。ただ、開発費を抑えるために試作機の開発は認められず、最初から量産機を生産することとされた。
1977年にはホーカー・シドレー社がブリティッシュ・エアロスペース(BAe)に統合されたため、途中から量産をBAeが受け持つこととなった。シーハリアー FRS.1初号機は1978年8月20日に初飛行し、1979年6月18日からイギリス海軍への引き渡しが開始され、まず、第700A飛行隊により集中試験が行われた。10月24日には空母ハーミーズ」により初の航海も実施された。パイロットの転換訓練には空軍向けの複座型ハリアーが使われ、空軍からハリアー T.4/4Aを貸与されたほか、海軍向けにハリアー T.4Nが新たに3機製造された。これらの訓練機にはレーダーが装備されていないため、レーダー操作訓練にはシーハリアー FRS.1と同じレーダーを装備したハンター T.8Mを使用した。
イギリス海軍ではシーハリアー運用のため、空母にスキージャンプ甲板を装備し、シーハリアーが回転式のエンジン排気口を使って短距離離陸(STO)を行う際に離陸滑走面を次第に上向きにすることで追加揚力を稼ぎ、ペイロードを増大させている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「BAe シーハリアー」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 British Aerospace Sea Harrier 」があります。




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