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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
シーパンドン (ສີ່ພັນດອນ Si Phan Don) は、ラオス南部のチャンパーサック県のメコン川の中州にある大小合わせておよそ4千ある島々を意味する。現地の言葉で「シーパン」は4000を、「ドン」は島を表す。 カンボジアとの国境からも近いこの周辺では、約14km程まで川幅が広がり、大小様々な島が出現する。最大の島はコーン島である。また、コーン島の周囲や下流に複数の滝が存在し、メコン川が荒々しい姿を現す唯一の箇所であると言われている。最大の滝はコーン島から下流に数キロ離れた場所にあるコーンパペンの滝である。 これらの滝のため、周辺で船が航行するが困難であったため、フランスの植民地時代の1924年に、コーン島とデット島を結ぶ鉄道が建設された。この鉄道はラオスからフランスへ金を輸送する際に主に利用されていた。鉄道跡は現在も残っている。 またこの地域で採れる木材も宮殿を建設する際に利用されたが、その運搬にあたっては鉄道ではなく、象が利用された。 シーパンドン周辺ではカワゴンドウが生息しており、観光資源となっているが、絶滅が危惧されている。 近年、コーン島、デット島を中心に観光地化され、欧米人を中心とした多くの観光客、バックパッカーなどが訪れるようになっている。ゲストハウスなどの宿泊施設は、バンガロー型で家族経営されているものが現在は一般的である。近年、電柱、電線が4つの主要な島に敷設され、また携帯電話用の電波塔も立てられ、種々のインフラが整備されつつある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シーパンドン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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