|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
シーブック・アノー(Seabook Arno)は、アニメーション映画『機動戦士ガンダムF91』、漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』に登場する架空の人物。『機動戦士ガンダムF91』の主人公である。年齢は『機動戦士ガンダムF91』本編で17歳、『機動戦士クロスボーン・ガンダム』で28歳、『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』で48歳。また『機動戦士クロスボーン・ガンダム』では、「キンケドゥ・ナウ」という偽名を名乗る。(声:辻谷耕史) == 人物 == コロニー「フロンティアIV」のフロンティア総合学園工業学科に通う普通の高校生であったが、宇宙世紀0123年3月16日のクロスボーン・バンガードによる襲撃に遭遇し、友人達と共に避難した先のコロニー「フロンティア」において練習艦スペース・アークで整備されていたモビルスーツ、ガンダムF91のパイロットとなり、クロスボーン・バンガードと戦うことになる。 母親のモニカ・アノーはサナリィに所属するバイオコンピューターの研究者であった。仕事人間のモニカは家に帰らず、父親のレズリー・アノーは金属工学の権威だったが、家族の傍に居る為に溶接工の仕事をしている。シーブックと妹リィズは、母親に対してわだかまりがあるが、リィズが母親から教わっていたあやとりの技が、F91起動の鍵となった。 若さゆえの失敗や脆さを見せることもあり、MS戦による火花を「宇宙を乱す物の怪」と表現するなど、感受性の鋭さを思わせる台詞も随所にあった。優れた素養を持つニュータイプであることは、歴代のガンダムパイロットと変わりなく、人手不足からやむをえず搭乗することになったF91での初陣で、3機のMS撃墜という大きな戦果を挙げる。 その後の消息については、『F91』の10年後の物語として語られている。空白の10年について作品として語られてはいないが、宇宙世紀0128年のバビロニア・バンガードの事故で、公式にはクラスメイトのセシリー・フェアチャイルド共々死亡した事になっている。この事故の真相は、彼らを危険視していた木星帝国のテロのようである。 これによりセシリーは、再びベラ・ロナとして宇宙海賊クロスボーン・バンガードを興し、木星帝国の脅威に対し立ち向かう決意を固めるが、シーブックも共にクロスボーン・ガンダムX1を駆り、木星帝国と戦っている。その際、シーブック・アノーは公的に死んだ事になっていたことから、彼も「キンケドゥ・ナウ」と名乗ることとなる。しかし、実際にはセシリーが「ベラ・ロナ」に戻った事から、それに付き合うために名乗ったというのが真相だったようである。 声優の辻谷耕史は、ゲーム『SDガンダム G-GENERATION F』で初めてキンケドゥ・ナゥを演じた際、現場で教えられるまでキンケドゥがシーブックと同一人物だと知らず、「知っていればもっと役作りが出来たんだけれども」と収録した自分の演技にやや不満が残っていたことを自身のサイトで公開していた日記で告白している。 富野由悠季は「いい子」、安彦良和は「ふつうの子」と評している〔『機動戦士ガンダムF91パーフェクトファイル』より〕。 コミックボンボン版のコミカライズ作品では、MSのコクピットでおにぎりを美味しそうに食べたり、クロスボーン軍に対し時代劇のような口調で戦いを挑むなど、「非常に食いしん坊でお調子者」という映画とはかけ離れた人物像で描かれている。また、セシリーに対する思いも映画よりも更に色濃く描かれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シーブック・アノー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|