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銀河鉄道株式会社(ぎんがてつどうかぶしきがいしゃ)は、松本零士原作の漫画およびアニメ作品である『銀河鉄道999』や『銀河鉄道物語』などに登場する架空の鉄道事業者。 == 概要 == 宇宙空間を走行するすべての鉄道を統括する民営の鉄道事業者(私鉄)。株式会社の形態をとっており、生身の人間も機械化人も株主になれる〔『完全版 銀河鉄道999 PERFECT BOOK』P34での、原作者松本のコメントより。〕。日本における旧日本国有鉄道、南満洲鉄道はじめ世界のあらゆる鉄道事業者や企業はもちろん、国家さえも超越した史上類を見ない強大な組織である。完全中立の立場をとっている〔が、後述するように『999』映画第2作では銀河鉄道の支配権は機械帝国の管轄下に置かれていた。『999』アンドロメダ編からエターナル編の序盤までは、地球に本社および銀河系内の全路線を担当する管理局があった。映画第2作では機械帝国の黒騎士ファウストに握られており、管理局の有無・安否は不明。エターナル編では、太陽系消滅後は大テクノロジアの臨時管理局が業務を代行したこともあった。 原作のエターナル編、及び『物語』の時点では宇宙の中心といわれるディスティニーに本社が置かれ、レイラ・ディスティニー・シュラが総責任者にして社長(作中の肩書は「総司令」)である〔『完全版 銀河鉄道999 PERFECT BOOK』(2006年9月)P34での松本のコメントより。ただし、インタビューを受けたのは『銀河鉄道物語』を発表する前の2002年10月30日なので、レイラの名は伏せられている。2008年6月3日に刊行された文庫版では、注釈でレイラが社長にして総責任者であることが明記された。〕。国鉄の総裁とは異なり、外部の圧力に左右されることのない、純粋なトップである。社内の統制力も桁外れである。 鉄道会社でありながら独自の軍事権・警察権を有しており、その実態は鉄道会社というよりは国家と表現しても差し支えのない勢力を保持している。敵対者や障害物には一切の情け容赦がなく、運行路線が危険地帯に掛かる場合は事前に戦闘車両を編成に組み込み、列車運行の妨げとなるものは惑星ごと破壊することも少なくない。このため惑星の住民からは、銀河鉄道株式会社という会社はおろか、その会社の利用客さえも恐れている事も珍しくない。その一方でセキュリティには不安な部分があり、精巧に作られたニセの信号で、本来停車しない惑星に停車させられたこともあった。中流以下の人々が通勤など日常的に利用しているローカル支線もある反面、特に地球~アンドロメダ間の定期券や遠距離路線の切符は極めて高価〔映画1作目での通貨の単位は不明だが、245,155,000と発券機に全線定期券の運賃が表示されている。通貨の単位が円であれば2億4515万円である。そのノベライズ版(朝日ソノラマ版)では3600万円となっている。なお、同じ世界観の銀河鉄道物語では通貨の単位として「エーブル(able)」が通用している。〕なため、組織ぐるみで偽造をする者や、殺人を犯してでも入手しようとする者が後を絶たない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「銀河鉄道株式会社」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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