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西江(せいこう、)とは中国南部(華南地区)を流れる川であり、珠江水系の最大の支流である。長さは約2,075キロメートルであり、中国国内では長江・黄河に次ぐ3番目の長さである。流域面積は35万3,100平方キロメートルに達し、流域は雲南省、貴州省、広西チワン族自治区、広東省、湖南省の5省区のほか、ベトナムの北東部の一部にもまたがる。 西江は雲南省東北部の曲靖市沾益区にある馬雄山に源を発し、雲南省、貴州省、広西チワン族自治区の3つの省・自治区を流れ、広東省仏山市三水区思賢滘付近で北江およびその支流の綏江と合流し、珠江となる。珠江の広州市一帯は三角州となっておりいくつもの分流に分かれ、その先は広大な三角江を形成して、香港およびマカオ特別行政区を経て南シナ海に注ぐ。流域は古来から嶺南と呼ばれた。 主な支流は、左側支流に北盤江、柳江、桂江、賀江、右側支流には鬱江がある。 == 西江の流路 == 西江の主流は、水源から北江との合流点に至るまでの間に、南盤江、紅水河、黔江、潯江、西江と5回名前を変える。 水源は雲南省東北部の曲靖市沾益区にある馬雄山の東麓にあり、そこから南盤江(なんばんこう)という名で雲南省と広西チワン族自治区の雲貴高原の峡谷を流れ、貴州省望謨県蔗香郷の双江口で左岸支流の北盤江が合流し、紅水河(こうすいが)と名を変える。南盤江の区間の流域面積は56,880平方キロメートル、長さは914キロメートルにおよび、平均比降は1.74‰である。 紅水河は貴州省望謨県双江口から広西チワン族自治区内の丘陵地帯の間の渓谷を流れ、象州県石龍鎮の三江口で左岸支流の柳江が合流し、黔江(きんこう)となる。紅水河の区間の流域面積は52,699平方キロメートル、長さは659キロメートル、平均比降は0.38‰である。 黔江は象州県石龍鎮三江口から桂平市までの比較的短い区間で、右岸支流の鬱江が合流して潯江(じんこう)と名を変える。黔江の区間は流域面積2,210平方キロメートル、長さ122キロメートルで、平均比降は0.06‰である。 潯江は桂平市から梧州市までの区間で、左岸支流の桂江が合流してようやく西江という名になる。潯江の区間の流域面積は20,570平方キロメートルで、長さは172キロメートル、平均比降は0.1‰である。 西江は梧州市を過ぎると広東省に入る。西江の区間の流域面積は43,860平方キロメートル、長さは208キロメートルで、平均比降は0.09‰である〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西江」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Xi River 」があります。 スポンサード リンク
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