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ジェイスマ・サイディ・ンドゥレ(Jaysuma Saidy Ndure、1984年1月1日 ‐ )は、ガンビア出身のノルウェーの男子陸上競技選手。専門は短距離走。100mで9秒99、200mで19秒89、室内60mで6秒55の自己ベストを持つ、3種目のノルディック記録およびノルウェー記録保持者。200mでは2011年大邱世界選手権と2013年モスクワ世界選手権でファイナリスト(4位と8位)、2007年ワールドアスレチックファイナルで優勝の実績を誇る。ジャイスマ・サイディ・ンドゥレ、ジャイスマ・サイディ・ヌドゥレとも呼ばれる。 == 経歴 == 2001年、ノルウェーに移住。 2004年7月、アフリカ選手権に出場すると、100m決勝で10秒43(0.0)をマークし、オルソジ・ファスバ(10秒21)、イドリッサ・サヌー(10秒37)に次いで銅メダルを獲得した。 2004年8月、アテネオリンピックにおいてガンビア選手団の旗手を務めた。レースには100mと200mに出場すると、1次予選を10秒26(+0.1)のガンビア記録(当時)で突破し、2次予選まで進出した。200mでも2次予選まで進出したが、20秒73(+0.1)の組6着に終わり準決勝には進めなかった。 2005年8月、ヘルシンキ世界選手権の200mに出場し、世界大会で初のセミファイナリストとなった。準決勝では組4着までに入れば決勝に進出できたが、結果は20秒75(-0.1)の組5着に終わり、0秒07差で決勝進出を逃した。 2006年9月、年間王者決定戦と呼ばれたワールドアスレチックファイナルの200mに出場し、20秒47(-0.1)のガンビア記録を樹立するも6位に終わった。 2006年12月、ノルウェーの市民権を取得〔。 2007年8月7日、DNガランの100mで10秒07(-1.0)のノルディック記録およびノルウェー記録(ともに当時)を樹立し、1996年にゲイル・モーエンがマークした10秒08を塗り替えた。 2007年9月、ワールドアスレチックファイナルに2大会連続となる出場を果たすと、100mでは10秒06(-0.3)のノルディック記録およびノルウェー記録(ともに当時)を樹立し、アサファ・パウエル(9秒83)に次いで銀メダルを獲得した。200mでもそれまでの自己ベスト(20秒25)を大幅に更新する19秒89(+1.3)のノルディック記録およびノルウェー記録を樹立。ゲイル・モーエンが1996年にマークした20秒17を塗り替え、ウォーレス・スピアモン(20秒18)やロドニー・マーティン(20秒27)を破り、初のメジャータイトルを獲得した〔。 2011年6月30日、ダイヤモンドリーグ・アスレティッシマの100mで9秒99のノルディック記録およびノルウェー記録を樹立。自身が保持していた記録(10秒00)を塗り替え、ノルウェーの選手として初めて10秒の壁を突破した。 2011年8-9月、大邱世界選手権に出場すると、100mは2大会連続で準決勝敗退に終わったが、200mは準決勝を20秒50(-1.0)で突破して初のファイナリストとなった。決勝では自己ベスト(19秒89)に迫る19秒95(+0.8)をマークしたが、ウサイン・ボルト(19秒40)、ウォルター・ディックス(19秒70)、クリストフ・ルメートル(19秒80)に次ぐ4位でメダルを逃した。 2013年8月、モスクワ世界選手権の200mに出場すると、準決勝で20秒33(0.0)をマークし、タイムで拾われて2大会連続のファイナリストとなった。初のメダルがかかった決勝だったが、20秒37(0.0)の8位に終わった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジェイスマ・サイディ・ンドゥレ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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