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ジッダ(جدّة, jiddah、)はサウジアラビア西部のマッカ州(メッカ州)にある紅海に臨む都市で、首都リヤドに次ぐ大都市。中東有数の世界都市であり、ジェッダ(Jeddah)とも呼ばれる。人口は340万人。2010年の都市的地域の人口では317万人であり、世界第106位、同国では第2位である。 もともと寂れた漁村だったが、イスラム教が興って近郊のマッカ(メッカ)が聖地になると、巡礼者の中継地点として栄えるようになった。現在では、ハッジ(大巡礼)の時期になると毎年200万人ものイスラム教徒が、ジッダを経由してマッカへ巡礼するため、ジッダ港(またはジッダ・イスラム港)や空港(キング・アブドゥルアズィーズ国際空港)は巡礼者を乗せた船や飛行機で一杯になる。メッカの玄関口としての歴史地区は、2014年にUNESCOの世界遺産リストに登録された。また多くの国際機関や金融機関が本拠を置く経済都市でもあり、多様な民族が働いている。 日本の外務省の在外公館として総領事館が設置されており、首都リヤドにある在サウジアラビア大使館を除き、サウジアラビアにおける唯一の在外公館である。また、2006年9月6日より、大阪(関空)との間をサウジアラビア航空の定期直通航空便(マニラ、リヤド経由)が運航されたが、9月27日以降は運休している。(週1便だった為、3往復したのみ。) == 名の由来 == ジッダの名の由来には二通りの説明がある。一つは、紅海に面する重要な商業港であることから「海岸」を意味する名が付けられたというものである。もう一つのより一般的な説はアラビア語で「おばあさん」を意味する「jaddah」から転じたというものである。この説の背後には、ジッダに人類の祖であるイヴの墓とされる墳墓があることがある。イブの墓かもしれない墳墓(「イヴの墓」)は、巡礼者たちの中にイスラムの伝統を破ってイブの墓にも拝礼する者がいたことが問題となり、1975年に政府の宗教当局によってコンクリートで覆われてしまった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジッダ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Jeddah 」があります。 スポンサード リンク
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