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ジェラルド・ダレル(Gerald Malcolm Durrell、1925年1月7日 - 1995年1月30日)は、イギリスのノンフィクション作家、ナチュラリスト、動物保護家。 鉄道技師だった父の任地インドのジャムシェドプールで生まれる。長兄はロレンス・ダレルで、4人兄弟の末弟(ほか姉1人)。1928年に父が死去、ロンドンへ戻るが、1935年から1939年まで母や兄とギリシャのコルフ島で過ごし、ジャン・アンリ・ファーブルの『昆虫記』に影響を受ける。第二次世界大戦が起きてロンドンへ戻り、病気のため兵役を免れ、ホイップスネード・パーク動物園で飼育係となる。戦後、英領カメルーン、英領ギアナなどで動物狩りをし、1953年最初の著書『積みすぎた箱舟』を刊行、1956年『虫とけものと動物たち』で作家としての名声を確立、夫人とともにアルゼンチンや東南アジアにも行く。1959年、チャネル諸島のジャージー島に「ジャージー動物園」を設立する。1963年、ジャージー野生動物保護財団を設立する。 日本では浦松佐美太郎が『積みすぎた箱舟』を1960年に訳し、以後もぼつぼつ翻訳されてきたが、1974年に池澤夏樹が『虫とけものと動物たち』を訳すと広く知られるようになり、以後も主著を池澤が訳した。 == 著書 == *''The Overloaded Ark'' 1953年 *:『積みすぎた箱舟』浦松佐美太郎訳、暮しの手帖社、1960年、のち講談社文庫、学術文庫(「カメルーン動物記」副題) *:『積みすぎた箱舟』羽田節子訳 福音館文庫、2006年 *''The Bafut Beagles'' 1954年 *:『西アフリカの狩人 アフリカ原野に珍獣を獲える』竜岡豊訳、池田書店、1966年、のち筑摩書房 *''Three Singles to Adventure'' 1954年 *:『アドベンチャーへの片道切符』佐藤百合子訳、評論社、1973年 *''The New Noah'' 1955年 *:『動物いけどり作戦』白木茂訳 文研出版、文研児童読書館、1970年 *:『新しいノアの箱舟』渡辺栄一郎訳 芳賀書店、1973年 *''My Family and Other Animals'' 1956年 *:『虫とけものと家族たち』池澤夏樹訳、集英社、1974年、のち文庫 *''The Drunken Forest'' 1956年 *:『動物たちの森』小野章訳 評論社、1976年 *''Encounters with Animals'' 1958年 *:『動物たちとのめぐりあい』小野章訳 評論社、1977年、児童図書館・文学の部屋 *''A Zoo in My Luggage''、1960年 *:『私の動物園』小野章訳 評論社、1977年 児童図書館・文学の部屋 *''The Whispering Land'' 1961年 *:『囁く国の動物たち』川口正吉訳、月刊ペン社、1971年 *''Menagerie Manor'' 1964年 *:『動物の館』鈴木主税訳、至誠堂、1968年 *''Two in the Bush'' 1966年 *:『ダレルの動物散歩』川口正吉訳、月刊ペン社、1970年 *:「長い白雲の国」川口正吉訳『ノンフィクション全集 7』筑摩書房、1974年 *''The Donkey Rustlers'' 1968年 *:『ろば18ぴきゆうかい作戦』小野章訳 講談社 世界の児童文学名作シリーズ、1972年 *''Birds, Beasts, and Relatives'' 1969年 *:『鳥とけものと親類たち』池沢夏樹訳 集英社、1977年、のち文庫 *''The Talking Parcel'' 1974年 *:『小包が運んできた冒険』小野章訳、評論社、1977年、児童図書館・文学の部屋 *''The Garden of the Gods'' 1978年 *:『風とけものと友人たち』池沢夏樹訳 集英社 1984年 *''Ark on the Move'' 1982年 *:『ナチュラリスト志願』リー・ダレル共著 日高敏隆、今泉みね子訳 ティビーエス・ブリタニカ 1985年 *''The Ark's Anniversary'' 1990年 *:『方舟記念日』片岡しのぶ訳 河出書房新社 1992年 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジェラルド・ダレル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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