|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
ジェントル・ジャイアント(Gentle Giant)はイギリスのプログレッシブ・ロックのバンド。 == 概要 == サイモン・デュプリー&ザ・ビッグ・サウンドというバンドにいたデレク、レイ、フィルのシャルマン兄弟を中心に結成され、1970年にデビューする。技巧派のジャズ・ロックにトラッドや古楽の要素を織り交ぜた音楽性で、批評家からの評価とは裏腹にセールスに恵まれなかったが、1973年の「オクトパス」からハード・ロックやポップスの要素も取り入れるようになり、1975年の「フリー・ハンド」までセールスが上向いた。 英国のプログレ・バンドの中でも技巧派の筆頭として挙げられることも多く、概して玄人受けのするバンドである。変拍子やポリリズム、多彩なジャンルの入り乱れる複雑な楽曲をライトなタッチで聴かせるアンサンブルとメンバー全員によるコーラスワークは高い評価を受けている。そのためその音楽性はアンサンブルの緊張感や技巧合戦の趣、幻想的な音空間といった俗に言う「プログレっぽさ」とはあまり関わりがなく、英国プログレにおいて図抜けたポップさを持つ異色のバンドである(XTCなどにも影響を与えたとされる)。またマルチ・プレイヤーが揃ったバンドでもあり、ライヴでもメンバーがメインのパートのみならずヴァイオリンやチェロ、リコーダー、鉄琴などの楽器を次々と持ち替えつつ、時には(コーラスも兼ねつつ)同時に演奏して見せたりもした。 1970年代後半になりプログレッシブ・ロック自体が退潮すると、更に流行のパンクやニュー・ウェイヴの要素も取り入れつつ、よりコンテンポラリーなポップミュージックを志向するようになる。しかしやがて行き詰まり、1980年に解散した。 解散後、シャルマン兄弟がミュージシャンを引退したこともあり、再結成を望む声が多いものの実現せずにいる一方で、元メンバーのゲイリー・グリーンとマルコム・モルティモアが2008年に「Rentle Giant」というバンドを立ち上げてライブ活動を開始。2009年にはケリー・ミネアがこれに合流して「Three Friends」を結成、ヨーロッパやアメリカ等のツアーを経て2009年9月にジェントル・ジャイアント活動当時は行われる事のなかった来日公演を行った。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジェントル・ジャイアント」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|