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ジェームズ・ロッホラン(James Loughran CBE, 1931年6月30日 - )〔〕〔〕は、イギリス・スコットランドの指揮者。 グラスゴーに生まれ、学生時代は法律と経済を専攻したが、並行して指揮法も習得したという。1958年ボンの歌劇場でコレペティトール(練習指揮者)として雇われたのを皮切りに、アムステルダムやミラノの歌劇場で下積み時代を送った。 1961年にフィルハーモニア管弦楽団主催の指揮者コンクールで優勝を果たし、ボーンマス交響楽団の准指揮者になった。1964年に英国オペラグループの音楽監督としてコヴェント・ガーデンにヴェルディの『アイーダ』でデビューする。1965年からはBBCスコティッシュ交響楽団の首席指揮者に就任する。1970年、急逝したジョン・バルビローリの後継で1971年より1983年までハレ管弦楽団の首席指揮者として世界各地で公演を実施、その後1991年まで桂冠指揮者を務めた。1979年から1983年まではバンベルク交響楽団の首席指揮者も務めたほか、1996年から2003年までデンマークのオーフス交響楽団の首席指揮者を歴任した。また、BBCウェールズ交響楽団の首席客演指揮者も務めた。 スコットランドおよび北欧での活動が主であるが、1972年にニューヨーク・フィルハーモニックを指揮しアメリカデビューするなど、世界各地のオーケストラに客演している。現在はエディンバラ・ユース・オーケストラ総裁を務めるなど、地元スコットランドで後進の指導に当たっている。 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、スコットランド室内管弦楽団を率いて来日しているほか、1980年以来、定期的に日本フィルハーモニー交響楽団に客演し現在は名誉指揮者の称号を贈られているなど、日本においても馴染みある指揮者の一人でもある。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジェームス・ロッホラン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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