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ジェームズ・ヤング : ミニ英和和英辞書
ジェームズ・ヤング[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ジェームズ・ヤング : ウィキペディア日本語版
ジェームズ・ヤング[ちょうおん]

ジェームズ・ヤング( 、1762年 - 1833年3月8日)はイギリス海軍の士官である。フランス革命戦争ナポレオン戦争に従軍し、最終的に白色中将にまで昇進した。
ヤングは1762年に海軍士官の子として生まれた。父と腹違いの兄の後を追って海軍に入り、フランス革命戦争の初期、ジョン・ジャーヴィス西インド諸島で任務に就いていた時に、指揮官(海尉艦長)に昇進した。最初に指揮したのは火船であったが、同時に74門艦も指揮しており、その後となってフリゲート艦の指揮を任された。巡航中に私掠船の拿捕に成功して他の艦に転属となり、1799年の後半には、スペインフリゲート艦を追跡してそのうちの1隻を拿捕した。このフリゲート艦はスペインの植民地から高価な貨物を積んでおり、その拿捕に関与した艦長たちはかなりの富を手にし、乗員たちもいつもの給料に比較すると巨額の金を手にした。
その後フランス革命戦争が終わるまでは、フリゲート艦を指揮して、この艦をアミアンの和約締結時に退役させた。その後ナポレオン戦争の勃発とともにすぐ第一線に戻り、1807年までは74門艦の指揮を執って、に参戦した。ナポレオン戦争の終わりごろには将官となり、1830年にはさらに昇進して白色中将となり、その3年後に死去した。
== 家族と指揮官着任 ==

ジェームズ・ヤングは1762年、海軍軍人の家族に生まれた。父ジェームズは海軍士官で後に中将に昇進し、母ソフィアはジェームズの2度目の妻だった父と最初の妻エリザベス・ボルトンの子供である腹違いの兄、も海軍での任務に従事して、赤色中将にまで登り詰めた。ジェームズ・ヤングも父と兄の後を追って海軍に入り、入隊後数年たった1794年に、ジョン・ジャーヴィスから指揮官をまかされた。フランス革命戦争が始まって間もないころだった。その前に、ヤングは西インド諸島でジャーヴィスと任務についており、イギリスへ戻る途中のリプライザルの艦上で、火船の指揮を命じられた。ヤングは、1795年6月から短期間、少将に昇進したクリストファー・メイソンの後任としてゼラスの指揮を執った〔。その後ヤングは地中海へ向かい、コメットの指揮を再開して、1795年10月5日に勅任艦長となった〔。
1796年、ヤングは32門艦を指揮して北海を航行し、その後英仏海峡に向かって、複数の私掠船と交戦して見事に勝利を納め、12月17日午前4時にバルフルール岬沖でアバンチュールを、12月18日午前7時に沖でタルターヌをそれぞれ拿捕した〔。アバンチュールはブリッグ船で、16台の4ポンド砲を搭載し、乗員が62人いた。指揮官はシティザン・ペルティエだった。この船はカレーを出てから2日目で、初めての航海であり、まだ捕獲した船はなかった。タルターヌもブリッグ船で、16台の4ポンド砲を積んで、乗員が60人いた。こちらはディエップから出港していた。この私掠船もまだ何も捕獲していなかった。拿捕報告によると、ヤングは18門スループ艦ののチェシャー艦長に賛辞を送っている。プロ―ヴァーは、ヤングの私掠船追跡を見ていて、タルターヌの退路を巧みに断ち切ったのである。ヤングは1797年3月までグレーハウンドの指揮を執った後、32門艦の指揮官となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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