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ジオイド()とは、地球の平均海水面に極めて良く一致する等ジオポテンシャル面を言う〔萩原(1982) p.71〕〔ジオポテンシャルとは地球の重力ポテンシャルのことを指す。これには地球の自転による遠心力が含まれている。〕。 == 概要 == ジオイドの定義、すなわち地球の平均海水面に一致する等ジオポテンシャル面は、地球の重力以外の影響を取り去った場合の全地球を覆う仮想的な海面に一致する。この場合の平均海水面は陸地にまで延長、すなわち、運河やトンネルを掘ってその場所まで海水を導いたとして考える〔 日本の測地座標系 国土地理院〕。 したがって、ジオイドとは、ジオポテンシャル によって形づくられる一種の「地球の形」を表現している。 地球のジオイドは、地球楕円体と呼ばれる回転楕円体でその形を近似されるが、正確には細かく複雑に歪んだ“セイヨウナシ”の形をしていて、地球楕円体モデルGRS80の楕円体面を基準にすると最大で約85mの突出と約105mの凹みを持つ。このジオイド面の相対的高さ(差)を「ジオイド高」と呼ぶ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジオイド」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Geoid 」があります。 スポンサード リンク
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