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ジオン軍 ( リダイレクト:ジオン公国 ) : ウィキペディア日本語版 | ジオン公国[じおんこうこく]
ジオン公国(ジオンこうこく、Principality of Zeon〔1998年以前はZION DUKEDOMとされていた。〕)は、アニメ『機動戦士ガンダム』シリーズにて登場する架空の国家。『機動戦士ガンダム』では、主人公アムロ・レイが所属することになる地球連邦軍に敵対する勢力として登場する。 == 概要 == 地球周回軌道上で、地球からは最も遠い月の裏側に位置するサイド3に本拠を置くスペースコロニー国家。首都はズム・シティ。ジオニズムを国是と称するが、ザビ家的解釈によるジオニズムは「人の革新」を「選民」としている。形式的には国家元首は公王のデギンで、ダルシア首相が政府の首班である。しかし、実質的には公王の子息のギレン・ザビが総帥として国政の実権を掌握している。 総人口は1億5000万で〔『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙(そら)編』但し、この数値はあまりにも低いという意見も存在する〕、100億を超える地球圏の総人口の大半が連邦に帰属する中では(月面都市群やサイド6等の中立地域の存在を考慮しても)圧倒的に不利な状況にあり、国力も「地球連邦の30分の1以下」であるとされる〔ガルマ国葬時のギレンの演説より。なお、テレビアニメ版では「30分の1以下」、劇場版では「30分の1」となっている。〕。しかし優秀な将兵や優れた軍事技術を保有しており、特にミノフスキー物理学時代の申し子であるモビルスーツを連邦に先駆けて実用化したことにより、公国軍は極めて精強で一時は連邦を圧倒する活躍を見せた。 主な産業は製造業で地球連邦向けの輸出で潤う一方、資源は不足しており資源開発に多大な投資を行ってきた。宇宙世紀0034年には資源枯渇による急激なインフレが発生し、翌0035年には通貨危機が発生。0042年には工業生産力がピーク時から4割低下し、混乱した国民が強い指導者を求めた結果ザビ家の専制政治を許す布石となった。その後、奇跡的に経済は持ち直すが国民の資源枯渇に対する恐怖は、資源を多く持つ地球との対立へと国を導く。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジオン公国」の詳細全文を読む
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