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ジグモ(地蜘蛛、学名:)は、節足動物門クモ綱クモ目ジグモ科ジグモ属に属する地上性のクモである。地下に穴を掘って、袋状の巣を作る。 日本各地で、人家の庭先にも普通に生息している。近縁のトタテグモ類と同様地下に穴を掘って住んでいるが、地上部が目立ちやすいためか、本種は一般にも比較的よく知られている。 == 形態 == トタテグモ科と同じトタテグモ下目に属するため、形態的にはそれらとやや似る。日本のこの類では大型で、メスは体長が20mmに達する。頭胸部は正中線の隆起が弱く扁平である。また、触肢はやや小型化しており、歩脚との区別が明瞭である。歩脚は太いがトタテグモ科ほど太くはなく、その色彩は頭胸部と同じで暗黄褐色化しない。腹部は無紋。 鋏角が非常に大きく発達し、ほとんど頭胸部と同じくらいの長さがある。ただし、ワスレナグモのように、途中が大きく盛り上がることはなく、すんなりと伸びる。触肢は小さく、四対の歩脚は中程度。全身は黒褐色で、模様はない。腹部は楕円形で柔らかい。なお、雄は基本的な特徴は同じだが、腹部が小さく歩脚が細長いため、かなり異なった印象を与える。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジグモ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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