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ジゴキシゲニン
ジゴキシゲニン (digoxigenin, DIG) は、ジギタリス属の植物 ''Digitalis orientalis'' や ''Digitalis lanata'' の花や葉に存在するステロイドである。ジゴキシンのアグリコン。 分子サイズが小さいこと、生体分子に結合させることが比較的容易であること、ジゴキシゲニンを検出する抗体が存在することなどから、生化学における研究ツールとして用いられている。フルオレセインと共に、非放射性標識 in situ ハイブリダイゼーションにおける最も一般的なプローブ標識として用いられる。ジゴキシゲニンはRNAのヌクレオシド三リン酸のうちの1種類(ウリジン三リン酸 uridine triphosphate、UTPが一般的)に結合され、RNAプローブを合成する際にプローブに取り込まれる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジゴキシゲニン」の詳細全文を読む
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