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ジゴペタルム属
ジゴペタルム属 ''Zygopetalum'' は、ラン科植物の属の1つ。立ち上がる花茎に紫の強い花を付けるものが多い。洋ランとして改良もされている。 == 特徴 == 着生植物で、ラン科としては大型〔以下、主として園芸植物大図鑑(1996),p.2795〕。偽鱗茎は卵形で2-数枚の葉をつける。葉は披針形で大きく、表面に多くの襞がある。。花茎は偽球形の基部から出て、直立するかまたは斜めに立ち上がり、10個ほどの花を付ける。花はやや肉質で、花被は大きく開く。唇弁は3裂するが側裂片は小さく、中裂片は扇形に大きく広がり、基部に環状の隆起がある。〔唐沢監修(1996),p.636〕。萼片と側花弁はほぼ同型〔土橋(1993),p.234〕。萼片と側花弁は緑色に赤褐色の粗い斑紋が入る。広がった唇弁の中裂片は白くて赤紫から青紫の条線や斑紋、ぼかしなどが入る。蕊柱は短い。 学名はZygon(くびき)とpetalon (花弁)からなり、これは環状の隆起にちなんだものである〔唐沢監修(1996),p.636〕。つまり、環状の隆起を牛や馬の首に当てる横木になぞらえたものである〔土橋(1993),p.234〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジゴペタルム属」の詳細全文を読む
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