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ジシラン : ミニ英和和英辞書
ジシラン[らん]
disilane
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ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
ジシラン : ウィキペディア日本語版
ジシラン[らん]

ジシラン (disilane) はケイ素水素からなる化合物で、常温・常圧では気体である。エタンのケイ素類縁体であり、反応性ははるかにジシランのほうが高い。一般式 Si2X6 の形で表される化合物群(Xは水素原子、ハロゲン、アルキル基、アリール基など)はジシランを母化合物とする誘導体であるが、それらを単にジシランと呼ぶ場合もある。刺激臭、不快臭を有する。
== 合成 ==
ケイ化マグネシウムの加水分解によって調製できる。この反応ではシラン、ジシラン、さらにトリシランが生成する。シランの合成法としては使われなくなったが、ジシランの発生法としては利用される。この方法でシランを製造すると、痕跡量のジシランが混在することになり、生成物が自然発火する原因となりうる。
有機ケイ素化合物の工業的製造法であるミュラー・ロショー法 (Müller-Rochow process) では、主に CH3Si2H5−xClx からなる不揮発性のジシラン誘導体が副生物として生成する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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