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ジストニア(dystonia)は、中枢神経系の障害による不随意で持続的な筋収縮にかかわる運動障害の総称。姿勢異常や、全身あるいは身体の一部が捻れたり硬直、痙攣といった症状が起きる。日本神経学会の用語では「ジストニー」と表記される。2011年現在、日本では特定疾患には認定されていない。 == 特徴 == ;常同性 :ジストニアによる姿勢異常や運動パターンは患者毎に常に同じであり、日によって姿勢や痛いところが違う、ということはない。 ;動作特異性 :ある動作をしようとするとジストニアの症状が出る、ということがある。典型的なものが書痙で、字を書く時だけのみ痙攣が起きる、というものである。似たものに職業性ジストニアがある。 ;感覚トリック :特定の感覚的な刺激によって症状が軽快することがある。例えば、痙性斜頸で頬に手を当てるだけで首の曲がりが一時的に改善されたり、眼瞼痙攣ではサングラス着用などで光刺激を減らすと症状が改善される等。 ;早朝効果 :ジストニア患者は起床時に症状が軽い、ということがある。 ;オーバーフロー現象 :ある動作を行う際、その動きに本来不必要な筋が不随意に収縮する現象。 ;フリップフロップ現象 :症状があるきっかけで急に増悪したり軽快する現象。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジストニア」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dystonia 」があります。 スポンサード リンク
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