翻訳と辞書 |
ジヒドロアクチニジオリド
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
ジヒドロアクチニジオリド : ウィキペディア日本語版 | ジヒドロアクチニジオリド
ジヒドロアクチニジオリド()は揮発性テルペンの一種である。茶のような香りをもち、フレグランスなどに使用される。天然には紅茶、フェヌグリーク、、マンゴー、マタタビやタバコ、イグサなどに含まれる。また化学合成によっても製造される〔S. Yao, M. Johannsen, R.G. Hazell, K.A. Jorgensen, ''J. Org. Chem.'', 63, 118-121.〕。本物質はさまざまな昆虫に対しフェロモンとして作用する〔Pherobase listing for dihydroactinidiolide 〕。例として、アカヒアリの働きアリが女王アリを認識するフェロモンの3つの成分のひとつである〔Rocca, J.R. Tumlinson, J.H., Glancey, B.M., Lofgren, C.S., ''Tetrahedron Lett.'', 1983, 24, 1889.〕。 イヌハッカからネペタラクトンとともに発見されたが、この植物にはこれらと同様にネコを誘引する作用のあるアクチニジンが含まれており、しばしば興奮したネコにより引き裂かれた個体が見られることから、"Cultivators of silver vine"(銀の蔓の耕耘機)と表現される。 新品の畳の芳香成分中ではフィトンチッドに次ぎ約10%を占め、重要な役割を果たす。他の芳香成分を引きたてる特性がある〔愛知県畳組合連合会 〕。 == 脚注 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジヒドロアクチニジオリド」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|