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ジフェニルシアノアルシン (diphenylcyanoarsine) とは嘔吐剤、くしゃみ剤と呼ばれる化学兵器の一種である。〔遺棄化学兵器の安全な廃棄技術に向けて 日本学術会議 平成13年7月23日 〕。ヒ素化合物であり、廃棄に際しては、その処理を必要とする〔。旧日本軍では「あか剤」と呼称し、保有していた〔〔内閣府大臣官房遺棄化学兵器処理担当室 遺棄化学兵器等 〕。 ニンニクと苦みのあるアーモンドの混ざったような臭いがする。〔国立医薬品食品衛生研究所 嘔吐剤 〕 * 最小刺激濃度:0.1 mg/m3 * ICt50:30 mg・min/m3 (30秒曝露) * ICt50:20 mg・min/m3(5分曝露) * LCt50:10,000 mg・min/m3(推定値) ; 症状 : 眼や粘膜の刺激、鼻汁、くしゃみ、咳、頭痛、胸部圧迫感、吐き気、不快感〔 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジフェニルシアノアルシン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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