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ジブラルタル級航空母艦(Gibraltar-class aircraft carrier)は、イギリス海軍が第二次世界大戦中に計画した最大の航空母艦。4隻が計画されたが全て建造中止となった。 == 計画 == 第二次世界大戦の勃発に伴い、イギリス海軍は航空母艦の大量建造を計画した。その内訳は3万6,800トン級大型正規空母4隻(後のオーディシャス級)、1万3,200トン級補助空母16隻(後のコロッサス級、内6隻は改良型のマジェスティック級に変更)で、さらに4万5,000トン級大型空母3隻と1万8,300トン級中型空母8隻(後のアルビオン級)が追加されたが、この内最も大型な4万5,000トン級が本級である。 計画に沿って起工準備が進められたが、戦局の進展とイラストリアス級やコロッサス級の就役によって本級は不急の艦となり、1943年7月には戦訓を取り入れた改設計が行われた。設計基準排水量はアメリカ海軍のミッドウェイ級(4万5,000トン)を上回る4万6,900トンに達し、完成すれば第二次世界大戦中に計画された航空母艦としては最大の艦となるはずであった〔初めから航空母艦として計画されたものとして。他艦種よりの改造空母としてはより巨大な日本の『信濃』がある。〕。 後に2番艦のみ起工されたが大戦の終結に伴い、結局全艦建造中止と決定され、本級は幻の航空母艦と相成った。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジブラルタル級航空母艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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