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ジム・ライス : ミニ英和和英辞書
ジム・ライス
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ジム・ライス : ウィキペディア日本語版
ジム・ライス

ジェイムズ・エドワード・ライスJames Edward Rice, 1953年3月8日 - )は、MLBの元選手。ポジションは外野手指名打者アメリカ合衆国サウスカロライナ州アンダーソン出身。ニックネームは「Jim Ed」。
== 経歴 ==

=== ボストン・レッドソックス ===
1971年のMLBドラフトボストン・レッドソックスから1巡目(全体15位)に指名を受け入団。はAAA級で打率.337・25本塁打・93打点を記録して三冠王を達成し、MVPを獲得。8月19日のシカゴ・ホワイトソックス戦でメジャーデビュー。はルーキーながら打率.309・22本塁打・102打点の好成績を挙げ、同じくルーキーでチームメイトのフレッド・リンと共に「Gold Dust Twins」と呼ばれ、地区優勝に大きく貢献。しかし9月21日デトロイト・タイガース戦で手首に死球を受けて骨折し、離脱。チームはリーグチャンピオンシップシリーズワールドシリーズ3連覇中のオークランド・アスレティックスを下して8年ぶりのリーグ優勝を果たし、シンシナティ・レッズとのワールドシリーズでは激闘の末敗退するが、自身は出場できなかった。ルーキー・オブ・ザ・イヤーの投票ではリンに次ぐ2位で、MVPの投票で3位に入った。は25本塁打を記録するが、リーグワーストの123三振を喫した。は前半戦で打率.313・23本塁打・59打点・10三塁打の成績でオールスターゲームに初めて選出される。8月29日のアスレティックス戦で1試合3本塁打を放つなど、最終的に打率.320(リーグ6位)・39本塁打・114打点(同3位)・206安打(同3位)・15三塁打(同2位)・長打率.593(同1位)を記録し、最多本塁打のタイトルを獲得。MVPの投票では4位に入り、最優秀指名打者賞を受賞した。
は前半戦で打率.323・23本塁打・74打点・13三塁打を記録し、2年連続でオールスターゲームに選出され、初の先発出場。全試合に出場して打率.315、いずれもリーグトップの46本塁打・139打点・213安打・15三塁打・746打席・677打数・長打率.600・OPS.970・406塁打を記録し、最多本塁打・最多打点の二冠を獲得。チームは一時ニューヨーク・ヤンキースに最大14ゲーム差を付けたが9月に逆転され、シーズン最終戦で同率に並んだもののワンゲームプレイオフで敗れて地区優勝を逃した。オフにMVPを初受賞し、当時としては史上最高額となる7年総額540万ドルで契約延長。はキャリアハイの打率.325、いずれもリーグ2位の39本塁打・130打点・201安打・長打率.596を記録。は故障で6月下旬から1ヶ月離脱。8月30日のアスレティックス戦では4点リードされた9回にマット・キーオ(後阪神)から反撃の狼煙となる本塁打を放ち、その後同点となって延長に入り10回にキャリア初のサヨナラ本塁打を放った。は50日間に及ぶストライキでシーズンが中断・短縮された影響で17本塁打・62打点に終わった。は3年ぶりの3割となる打率.309・24本塁打・97打点の成績も、リーグ最多の29併殺打。は奇しくも前回と同日の8月29日のトロント・ブルージェイズ戦でキャリア2度目の1試合3本塁打。打率.305・39本塁打・126打点・191安打を記録し、6年ぶりに最多本塁打・最多打点の二冠を獲得。MVPの投票で4位に入り、初のシルバースラッガー賞を受賞した。は序盤打率1割台と不振も徐々に復調し、7月4日のアスレティックス戦でサヨナラ満塁本塁打。9月3日ミルウォーキー・ブルワーズ戦で通算300本塁打を放つなど28本塁打・122打点を記録する一方で、現在もメジャー記録の36併殺打を記録した。は6月10日のブルワーズ戦でローリー・フィンガーズから逆転サヨナラ3点本塁打。9月に打率.525・25打点と打ちまくるが、9月20日を最後に戦線離脱。27本塁打・103打点、4年連続リーグ最多となる35併殺打を記録した。
5月10日のアスレティックス戦で通算2000安打を達成するなど前半戦で打率.334を記録。20本塁打に留まるが、打率.324・110打点・200安打を記録し、チームの11年ぶりの地区優勝に貢献。カリフォルニア・エンゼルスとのリーグチャンピオンシップシリーズでは打率.161と不振。チームは1勝3敗と追い込まれ、第5戦でも9回までリードを許すが逆転勝利し、第6・7戦も連勝してリーグ優勝を果たした。ニューヨーク・メッツとのワールドシリーズでは打率.333を記録するが、チームは王手をかけた第6戦でビル・バックナーの悪夢のトンネルで敗れ、3勝4敗で敗退した。MVPの投票では3位。は序盤不振だったが7月下旬には一時打率3割まで巻き返す。しかし終盤またも不振に陥り、打率.277・13本塁打・62打点に留まる。9月は同年台頭したマイク・グリーンウェルにレフトの定位置を譲り指名打者での出場が多くなった。は主に指名打者として出場し15本塁打・72打点に終わるが、チームは地区優勝。アスレティックスとのリーグチャンピオンシップシリーズでは打率.154と振るわず、チームも4連敗で敗退した。は序盤好調だったが徐々に失速。故障もあって8月3日を最後に出場がなく、56試合で打率.234・3本塁打に終わり、オフに解雇され現役を引退。フリーエージェントで移籍する選手が多い中、レッドソックス一筋で過ごしたフランチャイズ・プレイヤーだった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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