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ジメチルジオキシラン : ミニ英和和英辞書
ジメチルジオキシラン[らん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)

ジメチルジオキシラン : ウィキペディア日本語版
ジメチルジオキシラン[らん]

ジメチルジオキシラン (dimethyldioxirane) とは、有機化合物の一種で、有機合成において用いられる酸化剤。アセトン分子のC=O二重結合酸素が付加して −C−O−O− 3員環(ジオキシラン環)となった構造を持つ化合物。DDOの略称で呼ばれる。他にDMD, DMDOなど。
酸素−酸素結合と3員環が不安定である点と、酸素を失った後に生成するアセトンが安定な分子である点から、ジメチルジオキシランはさまざまな化合物に速やかに酸素原子を与える酸化剤として優れる。ジメチルジオキシランを用いた酸化反応の基質選択性は比較的高い場合が多い。
== 調製 ==
アセトンと蒸留水の混合溶媒に炭酸水素ナトリウムを溶かし、低温下にオキソン(ペルオキシ一硫酸カリウムの商品名)を徐々に加える。得られた混合物から冷やした受け器に向かって減圧蒸留を行うと、ジメチルジオキシランを含む希薄アセトン溶液が得られる(およそ 70–90 mmol/L)。
ジメチルジオキシランは不安定であるため、この希薄溶液のまま冷凍庫で保存する。以下の反応に用いる際も、そのアセトン溶液を、さらにアセトン、塩化メチレン、あるいはアセトニトリルなどで希釈したかたちで用いる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジメチルジオキシラン」の詳細全文を読む




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