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ジメチル酢酸 ( リダイレクト:イソ酪酸 ) : ウィキペディア日本語版
イソ酪酸[いそらくさん]

イソ酪酸(イソらくさん、Isobutyric acid)は、分子式 C4H8O2、示性式 (CH3)2CHCOOH のカルボン酸の一種。酪酸構造異性体で、ジメチル酢酸などの別名がある。分子量は 88.11、CAS登録番号
常温・常圧において無色透明で不快な刺激臭がある油状液体で、融点 −47 ℃・沸点 154 ℃。酪酸と同様に弱酸だが、腐食性があるので取扱いには注意を要する。
消防法による第4類危険物 第2石油類に該当する〔法規情報 (東京化成工業株式会社)〕。
イソブタノール酸化によって得られるが、酪酸と異なり発酵では生成しない。工業的にはn-ブタノール製造時の副生成物として得られ、生産量はn-ブタノールの1/10以下。天然には遊離酸あるいはエステルとしてマメ科セリ科植物中に存在する。
には少し溶解するほか、エタノール・各種エーテルとは任意の割合で混じり合う。
==脚注==




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イソ酪酸」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Isobutyric acid 」があります。




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