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ジャイアンツ・スタジアム(Giants Stadium)は、アメリカ合衆国のニュージャージー州イーストラザフォードにあったスタジアム。NFLニューヨーク・ジャイアンツが1976年の開場から閉場まで、同ニューヨーク・ジェッツが1984年から閉場まで、MLSレッドブル・ニューヨークが1996年から閉場までこのスタジアムを本拠地にしていた。 このスタジアムを本拠地にするチームは、いずれもチーム名に「ニューヨーク」という地名を冠しているが、スタジアムの所在地はニューヨークではなく、ハドソン川の対岸に位置するニュージャージー州イーストラザフォードである。周辺一帯はニュージャージー・メドウランズと呼ばれている。 == 概要 == およそ80,000人が収容できる規模のスタジアム。グラウンドにはアメリカンフットボールの試合用に人工芝が採用されていた。 1975年にNFLのニューヨーク・ジャイアンツと30年のリース契約を結んだ。杮落としは、NFC東地区のライバル、ダラス・カウボーイズとの試合である。1984年にはAFC東地区に所属するニューヨーク・ジェッツもシェイ・スタジアムから本拠地を移した。 1994年、サッカー・ワールドカップ米国大会の試合会場として使用されたが、国際サッカー連盟の規約で「国際公式戦を開催する場合ピッチは天然芝でなければならない」と定められているため、大会中は天然芝のシートを敷いて試合を行った。 アメリカンフットボールではジャイアンツとジェッツの2チームが本拠地としている。ジェッツの試合の際には「メドウランズ」という名称で呼ばれ、本来青色(ジャイアンツのチームカラー)のフェンスが緑色(ジェッツのチームカラー)のカバーで覆われるなどジャイアンツ色を極力出さないようにしている。 1996年に発足したプロサッカーリーグのMLSでは、ニューヨーク・ニュージャージー・メトロスターズ(現レッドブル・ニューヨーク)の本拠地として使われることになった。フィールドは、アメフトのオフシーズン中はその天然芝シートを使用したが、NFLとシーズンが重なるときにはアメフトとの試合の兼ね合いもあり、人工芝で試合を行った。その後一度は1997年に天然芝に転換するが、2001年を最後に人工芝に戻している。 コンサート会場としてグレイトフル・デッド、ピンク・フロイド、ローリング・ストーンズ、ビリー・ジョエル、ボン・ジョヴィなどにより使われた。とりわけ、ブルース・スプリングスティーンと関係しており、彼の1985年夏のボーン・イン・ジUSAツアーでは6公演、さらに2003年夏のザ・ライジング・ツアーでは10公演が行われた。 最多入場者数を記録したのは2009年9月24日に行われたU2のコンサートで84,472人が入場、それまでの記録であった1995円10月5日、ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が来場した際の記録を更新した。 2010年シーズンにはレッドブル・ニューヨークが新スタジアム「レッドブル・アリーナ」へ、2010年シーズンにはジャイアンツとジェッツがメドウランズ・スタジアムへ、それぞれ移転した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジャイアンツ・スタジアム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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