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ジャガー・XJR-6 : ミニ英和和英辞書
ジャガー・XJR-6[じぇいあーる]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ジャガー・XJR-6 : ウィキペディア日本語版
ジャガー・XJR-6[じぇいあーる]

ジャガー・XJR-61985年世界耐久選手権(WEC)用にトム・ウォーキンショー・レーシング(TWR)が製作したグループCカーである。
== メカニズム ==
TWRは1982年からヨーロッパツーリングカー選手権においてジャガーのワークスチームとして活動し、1984年にトム・ウォーキンショーがドライバーズタイトルを獲得するなど好成績を残した。ジャガーは1985年からTWRをワークスチームとしてWECに参戦することを決定しTWRはグループCカー、XJR-6を開発・製作した。デザイナーは「フォード・C100」をデザインし、アロウズなどでウィングカーのデザインの経験があったトニー・サウスゲートが起用された。
サウスゲートはXJR-6のモノコックをカーボンで製作し、エンジンはジャガーの市販車(XJSXJ12)用V型12気筒6.0リットルエンジンを6.2リットルに排気量をアップしたものを搭載した。エンジンマネージメントシステムはザイテック製を使用した。 
大型のV12型エンジンをそのまま搭載するとリアヘビーなマシンとなることから、ラジエターをフロント配置にし、モノコック後部に10cmの窪みを設け、そこにエンジンを押し込むことで前後バランスを確保している。またディフューザーを大型化させるためにリアダンパーをホイール内に収めるという方法をとっている。これらの方法はその後のTWRジャガーの各NAマシン(XJR-8XJR-9XJR-12)にも引き継がれた。燃料タンクは当初モノコックの窪みにエンジンを押し込むというデザイン上の制約から3分割されていたが燃料の吸出しが十分でなく、1986年仕様から分割されていないコの字型のものに変更された。
XJR-6はスプリント仕様で300km/h走行時に2.5トンのダウンフォースを発生し、空力性能においてポルシェ・962Cを上回るものであった。またサウスゲートは、シャシーの捻じれ剛性ではポルシェ956/962に対して少なくとも10倍は高いものだとしている〔Pierre Dieudonne、『ポルシェ撃退の第一弾 XJR-6に乗る』、「CAR GRAPHIC」 317、二玄社、1987年。〕。
「XJR-6」の名称は、アメリカでジャガーエンジン搭載のIMSA-GTPマシンを製作し参戦していたグループ44のジャガー・XJR-5を引き継ぐ形で付けられたが、ジャガーのエンジンを搭載すること以外、両車に接点はない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジャガー・XJR-6」の詳細全文を読む




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