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ジャック・デンプシー[ちょうおん]
ジャック・デンプシー(Jack Dempsey、男性、1895年6月24日 - 1983年5月31日)は、アメリカ合衆国のボクシング世界ヘビー級王者。ジャック・デンプシーはリングネームであり、本名はウィリアム・ハリソン・デンプシー(William Harrison Dempsey)。「マナッサの人殺し」(The Manassa Mauler)、「拳聖」などの異名を取った。 == 人物 ==
身長185cm、体重85kgとヘビー級としては決して大柄と言えない体ながら、並みいる対戦相手たちを戦慄的なハードパンチで次々とマットに沈めていった。闘志剥き出しの激しいファイトと圧倒的な強打とで、1920年代に全米を熱狂の渦に巻き込んだヒーローであり、当時、「大統領の名は知らずともジャック・デンプシーの名を知らぬ者はいない」とさえ言われた。 デンプシーは、ボクシング史上初めて前傾姿勢の構えで戦ったボクサーとされる。彼以前にもジョン・L・サリバンなど豪腕と謳われたボクサーは存在していたが、彼らは極端に重心を後ろに掛ける構えをしていたため、一撃で試合を終わらせるパンチを持つにいたらなかった。一方、デンプシーは重心を前に掛けることで体重の乗ったパンチを打つことが出来、当時としては常識外れのパワーを誇っていた。前傾姿勢のまま上体を∞の字を描くようにウィービングして防御するとともに、振った上体の反動を利用して左右の連打を叩き込むデンプシー・ロールは、彼が初めて使った戦法である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジャック・デンプシー」の詳細全文を読む
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