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ジェムズガン (JAMESGUN) は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器で、有人操縦式の人型ロボット兵器「モビルスーツ」の一つ。初出は、1993年放送のテレビアニメ『機動戦士Vガンダム』。 作中の登場勢力の一つ「地球連邦軍」の主力量産機で、『機動戦士ガンダム』の時代での主力機「ジム」や、以降の連邦製量産機の系譜に属する機体。『Vガンダム』の時代ではすでに旧式化しつつあり、敵対勢力である「ザンスカール帝国軍」の新型MSに圧倒される場面が多い。 当記事では、宇宙用の発展機である「ジャベリン」、小説版『Vガンダム』に登場する次世代機「ジェイブス」についても記述する。 == 機体解説 == ジェムズガンは地球連邦軍の地上用MSである。ヘビーガンの後継機としてアナハイム・エレクトロニクス社で開発・生産された。 当初の地球連邦軍側の要求性能において、本機はRGM系列の延長線上にある量産型汎用モビルスーツだった〔。また本機はヘビーガンと同程度の性能で、メンテナンス性の向上を図ることも目的とされた〔。 しかし、サナリィのフォーミュラ計画の機体群の存在が無視できなくなり、基本フレームの構造を同一にした重力下用(地上用およびコロニー内)と宇宙用の2種類の機体を開発するという開発計画の大幅な変更が行なわれた〔。これにより前者がジェムスガン、後者がジャベリンとなった。本機の基本設計はジェガンを踏襲している個所が多い〔『NEWモビルスーツバリエーション・ハンドブック(1)』14頁。〕が、これは宇宙世紀0120年代になっても使用され続けたジェガンに対する連邦軍関係者の信頼のあらわれとの見方がある〔。宇宙世紀0119年に正式採用され〔、連邦軍勢力下に多数配備された〔プラモデル『1/144ジェムズガン』説明書より。〕。 開発当初は地上用としての運用コンセプトが定まっておらず〔、グラナダ等に配備された。評価について、本機によって戦闘を経験した連邦軍兵士によるとジェネレータの出力不足を理由に戦闘用のMSではなくモビルワーカー(作業機)であると揶揄された〔。また生産が遅れていたため、宇宙世紀0123年のクロスボーンの蜂起時において参戦したのはわずか7機であり、それも月面の施設防衛であったために実践における評価は定まらない〔。開発スタッフの現状認識の甘さを象徴した機体と評されることもある〔。 その反面、目立った故障もなく気象条件の厳しい地区(アフリカ、南米、北極など)でも若干の改造で運用できるという利点があり、正式採用から30年以上経過した宇宙世紀0153年においても各地の連邦軍駐屯地で高稼働率MSとして重宝がられている〔が、その性能は旧式化しておりベスパやリガ・ミリティアの新開発MSに対抗できないものとなっていた〔。そのため作業機械や輸送部隊の警備用として使われることが多かった〔講談社「総解説 ガンダム辞典ver1.5」P324〕。 左腕部にビームシールドを装備〔映像化された地球連邦軍の量産型MSとしては初のビームシールド搭載機でもある。〕し、ビーム・サーベルは腰サイドアーマーに収納されている〔『ラポートデラックス 機動戦士Vガンダム大事典』144頁。〕。 ; 劇中での活躍 : 『機動戦士Vガンダム』初期においてリガ・ミリティアに協力する部隊として登場。スコップを使用しての旧ベチエン飛行場の整備のほか、引越し公社の所属に偽装したリガ・ミリティアの輸送機の護衛にあたっていた。しかしピピニーデン隊のルペ・シノ率いるトムリアット隊の襲撃を受け、護衛に当たっていたジェムズガンは全機殲滅されてしまった。36話ではモトラッド艦隊の足を止めるべく爆雷隊として2小隊が爆雷散布に参加している。そのうちの1機はカテジナ・ルースのゾリディアと交戦したが一蹴されている。また大気圏付近でのエンジェル・ハイロゥ攻防戦にも参加している。 : 宇宙世紀0130年代を描いた漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』にも登場。宇宙港を防衛していたジェムズガン部隊が死の旋風隊によって全滅させられている。外伝作品の「猿の惑星」ではハリソンの僚機としてジャベリンと共に登場している。『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』では、地球連邦軍のヘビーガンに変わって配置されており、ハリソンらが搭乗している。 === バリエーション === ここでは『NEWモビルスーツバリエーション・ハンドブック第1集』で設定されたジェムズガンのバリエーション機について記述する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジェムズガン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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