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ジャライル部
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ジャライル部 ( リダイレクト:ジャライル ) : ウィキペディア日本語版 | ジャライル
ジャライル(英語:Jalairs、モンゴル語:Жалайр)は、かつてモンゴル高原を始め中央ユーラシアに分布した遊牧民族。古くからモンゴル帝国に仕え、その子孫の一部は14世紀に西アジアでジャライル朝を建設した。 ==概要== 古くはウイグル帝国に隷属してカラコルム近くにいたが、ウイグル帝国の崩壊後はオノン河畔に移った。10世紀から11世紀にかけては、契丹族の遼朝や女真族の金朝と争い、その攻撃をうけて北方に敗走した。そのとき、モンゴル部族のメネン・トドンの牧地を侵し、その妻のモヌルンや7人の子らを殺害したため、モンゴル部族の怒りを買い、後に征服された。以降、部族全体がモンゴル部族に隷属して「譜代の隷臣(オテグウ・ボゴル)」部族となり、チンギス・カン時代はウリャンハイ部族などと並んでモンゴル・ウルスに隷属する二大部族となった。〔村上1970,p223-224〕
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジャライル」の詳細全文を読む
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