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『ジャンケン娘』(ジャンケンむすめ)は、1955年11月1日に公開された東宝製作の日本映画。カラー映画。中野実が雑誌『平凡』に連載していた小説の映画化で、美空ひばり・江利チエミ・雪村いづみの「三人娘」が初めて共演し、その後のアイドル映画にも影響を与えた作品である。 == 解説 == 日本のアイドル映画の元祖に位置する作品であり、歌あり、友情あり、ちょっとした恋愛がらみのエピソードなどをコメディータッチで描いている。劇中で3人が数々の歌や踊りを披露し、ミュージカル調に仕上がっている。 当時としては珍しいカラー映画であったが、オープニングとエンディングで、リーダーで「中立派」〔『昭和歌謡映画館』 146頁。〕のひばりは黄、三枚目で「情熱派」〔のチエミは赤、「ウエットで薄幸」〔であるいづみは青の衣装を身に着けることで、3人の人物像がわかりやすく表現されている。 当時、世間から注目を集めていた3人は多忙なスケジュールを抱え、所属事務所もファンの傾向も異なることから、共演は困難とされていた〔『江利チエミ物語』 110-111頁。〕。しかし、3人の共演が注目を集めて大ヒットしたことにより、3人の共演映画として1956年には『ロマンス娘』が、1957年には『大当り三色娘』が、1964年には『ひばり・チエミ・いづみ 三人よれば』が公開された。さらに団令子、重山規子、中島そのみの3人が登場する『大学のお姐ちゃん』を始めとする「お姐ちゃん」シリーズが制作され、東宝の女性トリオ映画が引き継がれることとなった〔『日本映画史研究(2) 東宝映画50年のあゆみ(2)』 36頁。〕。尚、劇中に明治製菓の商品が幾度か映し出される事から、同社がスポンサーで有る事が伺える。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジャンケン娘」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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