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ジャンヌ・デヴルー : ウィキペディア日本語版
ジャンヌ・デヴルー[ちょうおん]

ジャンヌ・デヴルー(Jeanne d'Évreux, 1310年 - 1371年3月4日)は、フランスシャルル4世の3度目の王妃。
ルイ・デヴルーエヴルー伯ルイ、フィリップ4世の異母弟)とマルグリット・ダルトワの末子として生まれた。兄にルイ10世(シャルル4世の兄)の娘ジャンヌと結婚してナバラ王となったフィリップ・デヴルーがいる。
従兄のシャルルと、1326年にラ・サント・シャペル(パリシテ島)で結婚したが、2年後の1328年に死別した。シャルルとの間に生まれたのは、夭逝した長女ジャンヌと次女マリー、夫の死後に生まれた三女ブランシュと女子のみで、カペー家直系の男子は絶えた。王位を継承したのはヴァロワ家フィリップ6世であるが、その2番目の王妃ブランシュ・デヴルーは兄フィリップ・デヴルーの次女である。また、娘ブランシュはフィリップ6世の息子オルレアン公フィリップ・ド・ヴァロワと結婚した。
ジャンヌが用いた礼拝用の本(メトロポリタン美術館蔵)と、小さな銀製の聖母子像(ルーヴル美術館蔵)が今も残っている。夫の死後は祈りの生活に入り、ブリー=コント=ロベール(現在のセーヌ=エ=マルヌ県)で死去した。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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