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ジャン・ド・ヴォゼル : ミニ英和和英辞書
ジャン・ド・ヴォゼル
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ジャン・ド・ヴォゼル : ウィキペディア日本語版
ジャン・ド・ヴォゼル
ジャン・ド・ヴォゼル(Jean de Vauzelles, 1495年? - 1557年?)は、フランス詩人翻訳家。著書では本名を書かずに、銘句「真の熱情で ''D’un vray zèle''」を筆名代わりとすることがまま見られた。
== 生涯 ==
リヨンで生まれ、イタリア法学博士号司祭の資格を手に入れた。フランスに戻ってからは、サン=ロマンの主任司祭に任命され、後にフランス王フランソワ1世の礼拝堂司祭にも任命されている。
詩人クレマン・マロモーリス・セーヴの知人であり、自身でも作詩を多く行った。ちなみに、兄マチュー・ド・ヴォゼルの妻はセーヴの妹クローディーヌである。
彼の詩の中で最も知られるのは、『死神の幻影と飾られた顔』である。これは、ハンス・ホルバインによる51枚の木版画に合わせて四行詩を並べたもので、エンブレム・ブックの一つである。
ヴォゼルはナヴァル王妃マルグリットとも接点があり、しばしば詩を捧げていた。また、マルグリットの劇作品には、ヴォゼルが協力したものがあった可能性も指摘されている。
翻訳家としては、イタリア人作家ピエトロ・アレティーノの作品の翻訳を手掛けた。ヴォゼルはアレティーノの作品を多く訳しているが、これは、両者に交流があり、かつヴォゼルの翻訳を評価していたアレティーノが、ヴォゼルの許に新作を送っていたためである。ヴォゼルが翻訳を手掛けたアレティーノの作品は、フランス王宮でも受け入れられ、アレティーノの知名度の向上に貢献していた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジャン・ド・ヴォゼル」の詳細全文を読む




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