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ジャー・ジャー・ビンクス : ミニ英和和英辞書
ジャー・ジャー・ビンクス[じゃー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ジャー : [じゃー]
 【名詞】 1. jar 2. (n) jar
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ジャー・ジャー・ビンクス : ウィキペディア日本語版
ジャー・ジャー・ビンクス[じゃー]

ジャー・ジャー・ビンクスJar Jar Binks)は、アメリカSF映画『スター・ウォーズ』シリーズの新三部作(『エピソード1/ファントム・メナス』『エピソード2/クローンの攻撃』『エピソード3/シスの復讐』)に登場する架空の人物。種族は惑星ナブーの原住民であるグンガン人で、性別は男性。身長は196cmである。
『エピソード1/ファントム・メナス』で華々しくデビューを飾った際のアメリカでの不人気はすさまじいものであり、2000年の第20回ラジー賞では最低助演男優賞を受賞し、さらに映画史上もっとも不愉快なキャラクター1位に選ばれた。この不評から『エピソード2/クローンの攻撃』では重要だがほんの数シーン、『エピソード3/シスの復讐』ではたった一瞬のカットでしか登場していない。
== 人物 ==
ジャー・ジャー・ビンクスは非常に人が好くのんびり屋であるが、本人曰く「不器用さ」のために周囲に禍を撒き散らすという欠点があり、大規模な事故を何度も引き起こした。大変なトラブル・メーカーで、周囲から疎まれることもしばしば。そのために、ジャー・ジャーはグンガン人の主要居住地区である水底都市オート・グンガから追放された身の上であった。それ以来、ジャー・ジャーは地上の沼地周辺で自給自足の生活を送っていたが、突然現れた宇宙船(通商連合)からの攻撃に慌てふためいていたところを、ジェダイ・マスター、クワイ=ガン・ジンにより助けられる。そのことに恩義を感じ、グンガン人の伝統的な考えである「命の借り」の理念に則り、ジャー・ジャーは、クワイ=ガンとその弟子オビ=ワン・ケノービに付き従い、激動の運命に身を投じることとなるのだった。
後に人間とグンガン人との仲介役を果たした功績をボス・ナスより認められ、「グンガンの偉大なる軍隊」を指揮する将軍に任命される。しかし、実際には実権はなく、ターパルス隊長やタブラー・シール将軍が軍を指揮したのだが、シンボル的存在として士気高揚に大きく貢献した。この種族の命運をかけた「ナブーの戦い」は人間とグンガン人によるナブー側の勝利に終わり、ジャー・ジャーもまた辛くも生き残っている。
その後も、とんとん拍子で出世し、ナブー王室の元女王パドメ・アミダラからの厚い信頼を受け、惑星ナブー選出の代議員になった。共和国に戦争の影が忍び寄る中、元老院の最高議会でパルパティーン議長に非常時大権を与える緊急動議を熱弁をもって提案し、それまで日和見主義で腰の重かった議会の雰囲気を一変させ拍手喝采を浴びた。しかしこの演説がその後に続く大きな悲劇の呼び水となっていく。
ジャー・ジャーは善意と勇気と陽気さを兼ね備え、同時に幾らかの臆病さとずぼらさと不器用さを持った、非常に親しみの涌く人物である。しかし必ずしも飛び抜けた能力があるわけではない。それにもかかわらずジャー・ジャーは歴史の節目節目で本人の能力を遙かに超える大役を自然と担ってしまう傾向にあるようだ。その後の動乱の時代も、アミダラ議員の補佐役として活躍し、故郷ナブーで行われた彼女の葬儀にもボス・ナスと並び参列した。
ジャー・ジャーの非常時大権動議の熱弁については、結局パルパティーンの悪事に加担してしまい、銀河系の歴史を大きく歪める結果を生んだ。パルパティーンはこの大権を最大限活用して軍隊の設立を宣言、果てはクローン大戦・共和国の終焉と繋った。もともと動議は平和を愛する自身の持つ善意の表れでしかなかったが、結果として、共和国の終焉の共犯者となってしまう。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジャー・ジャー・ビンクス」の詳細全文を読む




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