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ジュリアン・ベネトー(Julien Benneteau, 1981年12月20日 - )は、フランス・ブール=ガン=ブレス出身の男子プロテニス選手。2014年の全仏オープン男子ダブルスでエドゥアール・ロジェ=バセランとペアを組んで優勝した。2012年のロンドン五輪男子ダブルスでも、リシャール・ガスケとペアを組んで銅メダルを獲得している。これまでにATPツアーでシングルス優勝はないが(準優勝10回)ダブルス10勝を挙げている。自己最高ランキングはシングルス26位、ダブルス5位。身長185cm、体重79kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。 == 来歴 == ベネトーは4歳でテニスを始める。ジュニア時代には1999年全米オープンのジュニア男子ダブルスでニコラ・マユと組み優勝している。2000年にプロに転向。4大大会では2002年全仏オープンに主催者推薦で初出場した。 2003年9月のメス大会でニコラ・マユと組んだダブルスでツアー初優勝を果たした。2006年全仏オープンでノーシードからベスト8に進出した。準々決勝ではイワン・リュビチッチに 2-6, 2-6, 3-6 で敗れた。このときのベスト8が4大大会シングルスでの最高成績である。 2009年のBNPパリバ・マスターズでは2回戦でロジャー・フェデラーを 3-6, 7-6(4), 6-4 で破り、初めて世界ランキング1位の選手に勝利した。2010年には初めてデビスカップにフランス代表として出場した。 2012年ウィンブルドン選手権では3回戦でロジャー・フェデラーと対戦し2セットを先取したが、 6-4, 7-6(3) 2-6, 6-7(6), 1-6 の逆転で敗れた。ロンドン五輪でオリンピックに初出場した。シングルス1回戦でロシアのミハイル・ユージニーに 7-5, 6-3 で勝利したが2回戦でロジャー・フェデラーに 2-6, 2-6 で敗れた。リシャール・ガスケと組んだダブルスでは準決勝でアメリカのボブとマイクのブライアン兄弟組に 4-6, 4-6 で敗れたが、準決勝敗退選手2組による「銅メダル決定戦」でスペインのダビド・フェレール&フェリシアーノ・ロペス組に 7-6, 6-2 で勝利し銅メダルを獲得した。 2014年全仏オープンではエドゥアール・ロジェ=バセランと組んだダブルスで決勝に進出した。決勝ではマルセル・グラノリェルス&マルク・ロペス組を 6-3, 7-6(1) で破り初の4大大会タイトルを獲得した。フランスペアの大会優勝は1984年のヤニック・ノアとアンリ・ルコント以来30年ぶりであった。 ベネトーはダブルスではツアー10勝を挙げているがシングルスではツアー優勝がない。ツアー未勝利の現役選手で準優勝10回は最多である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジュリアン・ベネトー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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