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ジョアンナブリッグス研究所(英:Joanna Briggs Institute、略称JBI)は、オーストラリアのアデレード大学に本部を構える非営利国際団体である。世界40カ国以上に64を超えるJBI提携センターがある〔Website of Joanna Briggs Institute , retrieved on Nov17, 2010.〕。1996年に設立された。日本では大阪大学に2010年に設置されたThe Japan Centre for Evidence Based Practiceが最初で唯一の提携センターである。 ジョアンナブリッグス研究所は、根拠に基づくヘルスケア実践(Evidence Based Health Care Practice)を世界的に推進することを使命とし〔Website of Joanna Briggs Institute - Our Mission , retrieved on Nov17, 2010.〕、提携センターとともに世界の主要な調査文献を検証し、ヘルスケア専門職に関連する多数の研究分野についてシステマティックレビューを含むさまざまなエビデンスの資料を作成し世界各国の利用者に発信している。 JBIの対応分野は看護・助産・保健領域であり、コクラン・ライブラリあるいはコクラン共同計画の看護版として紹介されることもある〔Website of The Japan Centre for Evidence Based Practice , retrieved on Nov17, 2010.〕。ジョアンナブリッグス研究所の役割として、科学的な証拠の評価と統合を行うシステマティックレビュー、それを伝えること、そしてヘルスケアの実践においてそうした知識が活用されることを促進することである。 ==役割== ジョアンナブリッグス研究所の役割は、国際的なコラボレーションを促進し以下の3つを推進することにより、利用可能で適切、有用かつ効果的なヘルスケアの実践とヘルスケアへ与える影響を特定することである〔Joanna Briggs Institute, 2009, The Joanna Briggs Institute 2008/2009 Annual Report, p.8〕。 ;エビデンスの統合(evidence synthesis) :エビデンスの評価と統合を行う方法を発展させ、システマティックレビューと研究文献の分析を行う ;エビデンスの伝達(evidence transfer) :保健システム、保健医療の専門家や消費者に情報を提供するために、様々な様式で世界的に情報を広める ;エビデンスの活用(evidence utilisation) :エビデンスの効果的な実施とその実施がヘルスケア実践や効果に与える影響を評価することを促進する 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジョアンナブリッグス研究所」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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