翻訳と辞書
Words near each other
・ ジョセフ・フッカー
・ ジョセフ・フックス
・ ジョセフ・フランクリン・ラザフォード
・ ジョセフ・フランク・キートン
・ ジョセフ・フランク・キートン6世
・ ジョセフ・フランシス・チャールズ・ロック
・ ジョセフ・フーシェ
・ ジョセフ・ブラック
・ ジョセフ・ブラッター
・ ジョセフ・ブラットン
ジョセフ・ブラント
・ ジョセフ・プリーストリー
・ ジョセフ・プルースト
・ ジョセフ・プロファチ
・ ジョセフ・ヘラー
・ ジョセフ・ヘンリー
・ ジョセフ・ヘンリー・ロングフォード
・ ジョセフ・ベイル
・ ジョセフ・ベナビデス
・ ジョセフ・ベナヴィデス


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ジョセフ・ブラント : ミニ英和和英辞書
ジョセフ・ブラント[らん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)

ジョセフ・ブラント : ウィキペディア日本語版
ジョセフ・ブラント[らん]

ジョセフ・ブラント(英:Joseph Brant、本名タイエンダネギー(Thayendanegea)1742年頃 - 1807年11月24日)は、モホーク族インディアン酋長アメリカ独立戦争中のイギリス軍の士官。
タイエンダネギー(ブラント)は当時のインディアンではおそらく最も知られた存在であった。ブラントは、ジョージ・ワシントンやイギリス王ジョージ3世など、当時の多くの著名な人と会ったことがあった。アメリカ白人の抱くブラント像は、東部辺境の白人入植者に対して行った残虐行為が強調され伝えられたものになっている。
== 生い立ち ==
タイエンダネギー(ブラント)は今日のオハイオ州アクロンの近く、カヤホガ川の堤にあるオハイオ領土カヤホガで生まれた。折りしも狩の季節であり、モホーク族がその地に移動してきていた。ブラントはタイエンダネギーと名づけられた。これは「2本の棒を強度を増すために束ねた」という意味があるが、おそらく「2つに賭ける者」という意味だと思われる。ハンター砦教会の記録を調べたデイビッド・フォー博士は、ブラントの父の名前がピーター・テホンワガカンギーラーカ(Peter Tehonwaghkwangearahkwa)であった可能性があり、1753年以前に死去したとしている。他の資料では、父の名前をニクス・カナガラダンカ(Nickus Kanagaradankwa)としている。
ブラントの母はコーガナワガ族の酋長ティアオギーラの姪マーガレットあるいはオワンダであり、ブラントの姉のメアリー(モーリーとして知られる)と共に、ニューヨーク植民地の中東部モホーク川のカナジョハリーに連れて行って生活し、その後家族と共にオハイオ川に移住した。ブラントの母は1753年9月9日にハンター砦で、部族の酋長ブラント・カナガラドゥンカと結婚した。ブラント・カナガラドゥンカは1710年イギリスを訪れたサガエンドワラトンあるいは「オールドスモーク」の孫であった。このことでブラントの母の暮らしは良くなったが、モホーク族の酋長は女系に引き継がれるために子供達にはあまり恩恵がなかった。しかし、ブラントの義父、カナガラドゥンカは北アメリカの対インディアン問題の最高責任者であるウィリアム・ジョンソン卿と知り合いであった。ジョンソンはブラントの姉モーリーと結婚し、ブラントをコネチカットのエリエザー・ウィーロック牧師が経営する「ムーアズ・インディアン・チャリティ・スクール」(後のダートマス大学)に送って白人の教育を受けさせた。
ブラントは15歳の時から、フレンチ・インディアン戦争の多くの遠征に参加することになった。1758年ジェームズ・アバークロンビー将軍によるジョージ湖からのカナダ侵攻、1759年のウィリアム・ジョンソンによるナイアガラ砦の攻撃、1760年ジェフリー・アマーストによるセントローレンス川を経由したモントリオール包囲戦などである。ブラントは聖公会の宣教師ジョン・スチュアートの通訳としても働き、二人でマルコによる福音書をモホーク語に翻訳した。ブラントは聖公会員となり、カナダでは最初のプロテスタント教会、セントポール・モホーク教会を造った。この教会は世界中でイギリス王室の支援を受ける12の王立教会の一つとなっている。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジョセフ・ブラント」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.