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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
「ジョンとヨーコのバラード」("The Ballad of John and Yoko")は、1969年5月にビートルズが発表した20枚目のオリジナル・シングル曲である。 == 解説 == レノン=マッカートニー作。実質的にはジョン・レノンの作品。リード・ボーカルはジョン・レノン。 ジョンがオノ・ヨーコと再婚した時の騒動を綴った、ビートルズの公式発表曲としては唯一のジャーナリスティック・ソング。このため、時間を空けずにリリースすることが最優先され、ジョージ・ハリスンとリンゴ・スターの参加を待たず、ジョンとポール・マッカートニーの2人だけで録音された〔レコーディングされた1969年4月14日には、ジョージは友人のエリック・クラプトンの家に遊びに行っており、またリンゴは映画のロケで不在にしていたため、参加出来なかった。〕。ジョンがアコースティック・ギターとリード・ボーカルを、それ以外のすべての楽器とバック・コーラスをポールが担当した。それでも、ジョンは「テンポを上げてくれ、リンゴ」とポールに合図を送り、ポールが「オッケー・ジョージ」と4人で録音している気持ちで臨んでいたという。この時期のビートルズは人間関係がうまくいかなくなっていた時期であったが、レコーディングはスムーズに行われたという。 アメリカでは「ちくしょう!(Christ!)容易なことじゃない。このままじゃ、俺は晒し者にされちまうよ。」というくだりが、イエス・キリストを冒涜しているとして、放送禁止にしたラジオ局が多かった。レコーディング時に、ポールは「この歌詞で大丈夫か?」〔"Christ"は「イエス・キリスト」を意味し、"crucify"(「晒し者にする」の意)は「磔(はりつけ)にする」が元の意味である。すなわち、『キリストを十字架にかける』と聞き手に解釈される可能性がある。悪態の意味での"Christ"はキリストへの冒涜と取られる。〕と、この歌詞で録音することを躊躇したそうだが、ジョンが強引に押し切ってレコーディングした。 本曲のアウトロは、ジョニー・バーネットが1957年にリリースした「ロンサム・ティアーズ・イン・マイ・アイズ」(''Lonesome Tears in My Eyes'')のイントロに触発されたものである。ビートルズは、この曲を1963年にBBCラジオで演奏しており、『ザ・ビートルズ・ライヴ!! アット・ザ・BBC』で聴くことができる。 東芝音楽工業では、アルバム『リボルバー』以降、ビートルズの楽曲に独自の邦題を付けることをやめ、オリジナルのタイトルをカタカナ書きにしたものを邦題としていたが、"All You Need Is Love"への邦題「愛こそはすべて」と本作は例外扱いである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジョンとヨーコのバラード」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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