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ジョン・C・バトラー級護衛駆逐艦(ジョン・C・バトラーきゅうごえいくちくかん, )は、第二次世界大戦期後半以後、アメリカ海軍が建造・運用していた護衛駆逐艦の艦級。基本的にウェスティングハウス・エレクトリック社製のギヤード・タービンを採用していることから、WGT型とも通称される。 == 設計 == アメリカ海軍は、第二次世界大戦期においては本級を含めて6艦級の護衛駆逐艦(エヴァーツ級、カノン級、エドソル級、バックレイ級、ラッデロウ級)を整備していたが、これは主として、主機関として予定されていた蒸気タービン方式で不可欠な歯車減速機の生産能力が限定的であったために機関を統一できなかったことに起因する。本級は、これら6艦級のなかで唯一蒸気タービン主機を搭載しており、すなわち本級に至って、アメリカ海軍が当初計画していたオリジナルの護衛駆逐艦が実現されたことになる。 設計は、基本的に、先行するラッデロウ級護衛駆逐艦(TEV型)の主機関を蒸気タービン方式に変更したものとなっており、艦橋も1層低められたままである。主ボイラーはバックレイ級と同形式で、バブコック・アンド・ウィルコックス社製ないしコンバッション・エンジニアリング社製、蒸気性状は圧力30.6kgf/cm²(435psi)、温度399℃であった。主機は1段減速のギヤード・タービンで、大部分の艦はウェスティングハウス・エレクトリック社製のものを搭載しており、このために本級はWGT型と通称されるが、一部の艦はゼネラル・エレクトリック社製のものを搭載している。これらは高・低圧タービンの2胴構成である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジョン・C・バトラー級護衛駆逐艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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